===================================================================== = CONPROSYS Linux SDK = = Ver2.2.0 = = CONTEC Co.,Ltd. = ===================================================================== ◆ 目次 ======= はじめに ソフトウェアインストール方法 バージョンアップ履歴 ◆ はじめに =========== CONPROSYS Linux SDK(Software Development Kit) クロスビルド版は、 CONPROSYS上で動作するソフトウェアを生成するためのクロス開発ツールです。 本SDKをホストPCにインストールすることで、 CONPROSYS Linuxのソフトウェア開発を行うことが出来ます。 詳細についてはDocumentディレクトリにあるpdfファイルを参照ください。 ◆ ソフトウェアインストール方法 =========== 本SDKは、下記OSを搭載したホストPCに対応しています。 Ubuntu 20.04 LTS (64bit版) Desktop 上記に対応したホストPCを準備し、本SDKをインストールしてください。 1. インストール準備 ダウンロード版(iso ファイル)の場合: 1) ダウンロードした.iso ファイルをマウントします。 マウント先ディレクトリは任意で作成してください。 sudo -E mount –o loop CPSSDK_xxxx.iso マウント先ディレクトリ 2) マウント先のディレクトリに移ります。 DVD 版の場合: 1) DVD メディアをホストPC に挿入します。 2) 挿入したメディアは自動マウントされるので、そのマウント先のディレクトリに移ります。 2. SDKに必要なツールチェーンのインストール ubuntu のOS上で次のツールチェーンをapt-getコマンドによってインストールします。 gcc, g++, gcc-arm-linux-gnueabihf, g++-arm-linux-gnueabihf, device-tree-compiler, make, crossbuild-essential-armhf, binutils-arm-linux-gnueabihf, gawk, u-boot-tools, xinetd, kpartx, gperf, bison, flex, libncurses-dev, libssl-dev, openssh-server, openssh-client, samba ツールチェーンをインストールする前に、apt-getのパッケージリストを更新してください。 apt-getのパッケージリスト更新コマンド: sudo apt-get update インストールコマンド: sudo apt-get install gcc g++ gcc-arm-linux-gnueabihf g++-arm-linux-gnueabihf \ device-tree-compiler make crossbuild-essential-armhf binutils-arm-linux-gnueabihf gawk \ u-boot-tools xinetd kpartx gperf bison flex libncurses-dev libssl-dev openssh-server openssh-client samba 3. CONPROSYS linux SDKのインストール 次のコマンドでSDKのインストールを開始します。 コマンド: ./install_sdk.sh [–C インストール先ディレクトリ] [-t] オプション: -C [インストール先ディレクトリ] 指定されるインストール先ディレクトリを生成し、そのディレクトリ下にインストールします。 ◆ バージョン履歴 =========== Ver 2.2.0 -------------------------------- 新機能 - サポートモデルに下記追加 CPS-MGS341-DS Series - CPS-MCS341-DSシリーズ, CPS-MGS341-DSシリーズ用のサポートI/Oモジュールに下記追加 CPS-SSI-4C Ver 2.1.0 -------------------------------- 新機能 - サポートモデルに下記追加 CPS-MCS341-DS Series - WireGuardドライバ追加 改善 - CPS-Mx341-ADSCxでRS-485半二重の通信で出来ない問題修正 - SDカードロックスイッチがOn状態でSDカードにファイルが書き込める問題修正 Ver 2.0.0 -------------------------------- Version 1.4.0ベースに下記機能対応 新機能 - Linux kernel version : 4.19 - 開発用ホストPC OS : Ubuntu 20.04 LTS Desktop (64bit) - ターゲット Distribution : Ubuntu 20.04 (SDブート用のみ) - コンパイラ version : gcc 9.3 サポートモデル - CPS-MC341-ADSC Series - CPS-MG341-ADSC Series * 以下のM2Mコントローラモデルは対応しておりません - CPS-MC341-DSx Series - CPS-MC341-DS1x Series - CPS-MC341-A1 - CPS-MCS341-DS Series (ver 1.4.xのSDKをお使いください)