===================================================================== = API-DIO(LNX) 追加サンプルプログラム = = 入出力方向設定付き汎用入出力 = = Ver.1.10 = = CONTEC Co., Ltd. = ===================================================================== ◆はじめに =========== 本パッケージは、API-DIO(LNX)用の開発環境にて提供させていただいている サンプルプログラムにおいて提示されていない使用例を示すための追加サンプル プログラムとなります。 API-DIO(LNX)の開発環境をご使用いただく際の参考としてご活用ください。 ◆仕様 =========== [対応ドライバ] API-DIO(LNX) [対応開発言語] gcc (C, C++) Python (3.12) ◆本サンプルについて =========== 標準で提供されている「入出力サンプル [inout]」に対してi8255モード0 相当機能搭載デバイス、バスマスタ機能搭載デバイス、及びその他入出力 方向設定サポートデバイス用の入出力切り替え機能を追加実装した サンプルプログラムになります。 ◆使用手順 =========== 1. 初期化 ・サンプル実行時に、コンフィグで設定したデバイス名を引数に指定します。 引数を与えない場合、"DIO000"が使用されます。 例)./inout_direction DIO001 2. 入出力方向設定 ・8255モードを設定するには、コマンド入力待ち状態から's8'と入力後、 設定値を入力します。 ・8255モードの設定値を取得するには、コマンド入力待ち状態から'g8'と 入力後、8255チップ番号を入力します。 ・設定可能な値は、HELPの関数リファレンスからDioSet8255Modeの項目を参照 してください。 <バスマスタ機能搭載デバイス> ・入出力方向を設定するには、コマンド入力待ち状態から'sd'と入力後、 設定値を入力します。 ・入出力方向を取得するには、コマンド入力待ち状態から'gd'を入力します。 ・設定可能な値は、HELPの関数リファレンスからDioDmSetDirectionの項目を参照 してください。 <その他 入出力方向設定サポートデバイス> ・入出力方向を設定するには、コマンド入力待ち状態から'si'と入力後、 設定値を入力します。 ・入出力方向を取得するには、コマンド入力待ち状態から'gi'を入力します。 ・設定可能な値は、HELPの関数リファレンスからDioSetIoDirectionの項目を参照 してください。 3. 入出力 ・入力テストを行うには、コマンド入力待ち状態から'ip'または'ib'を 実行します。 ・出力テストを行うには、コマンド入力待ち状態から'op'または'ob'を 実行します。 ・現在の出力値を取得するには、コマンド入力待ち状態から'ep'または 'eb'を実行します。 4. 終了処理 ・コマンド入力待ち状態から'q'を入力するとプログラムを終了します。 ◆バージョンアップ履歴 ======================= Ver.1.10 (Web Release 2024.09) ---------------------------------------- ・対応開発言語を追加 対応開発言語: Python 3.12 Ver.1.00 (Web Release 2023.07) ---------------------------------------- ・ファーストリリース