===================================================================== = API-CNT(LNX) 追加サンプルプログラム = = テストパルス = = Ver.1.00 = = CONTEC Co., Ltd. = ===================================================================== ◆はじめに =========== 本パッケージは、API-CNT(LNX)用の開発環境のサンプルプログラムにおいて 提示されていない使用例を示すための追加サンプルプログラムとなります。 API-CNT(LNX)の開発環境をご使用いただく際の参考としてご活用ください。 ◆仕様 =========== [対応ドライバ] API-CNT(LNX) [対応開発言語] gcc (C, C++) Python (3.12) [対象デバイス] 高機能版カウンタ機能搭載デバイス ◆本サンプルについて =========== 標準で提供されている「高機能版カウンタ機能搭載デバイス用カウンターサンプル [Counter]に対して テストパルスのコントロール機能を追加実装したサンプルプログラムになります。 ◆用語解説 =========== [テストパルス] ・テストパルスを使用することで外部機器を用意せずにカウント動作を確認できます。 ・出力周波数は100kHz固定です。全チャネルに2相パルスを出力します。 ・カウント中にテストパルスをONにすることでテストパルスをカウントできます。 ・出力先は、デバイスの仕様により外部を選択できない場合があります。 ◆使用手順 =========== 1. 初期化 ・[1 : CntInit]をコマンド選択すると、デバイス名を指定することができます。 2. カウンタモード設定 ・[2 : カウンタモード]をコマンド選択すると、カウンタモードを指定することができます。 3. 通知設定 ・[3 : 通知]をコマンド選択すると、イベント通知設定を行うことができます。 4. ハードウェアイベント設定 ・[4 : イベント設定]をコマンド選択すると、ハードウェアイベント設定を行うことができます。 ここで、イベント出力信号で汎用出力を選んだ場合、チャネル番号と出力データを設定して実際にデータを出力することができます。 5. カウントコントロール ・[5 : CntStartCount]をコマンド選択すると、カウントを開始します。 ・[6 : CntReadCount]をコマンド選択すると、各チャネルのカウント値を取得できます。 ・[7 : CntReadStatusEx]をコマンド選択すると、各チャネルのステータスを取得できます。 ・[8 : CntPreset]をコマンド選択すると、カウント値をプリセットを行うことができます。 ・[9 : CntZeroClearCount]をコマンド選択すると、カウント値をゼロクリアすることができます。 ・[10 : CntStopCount]をコマンド選択すると、カウントを停止します。 6. テストパルス ・[11 : テストパルス ON]をコマンド選択すると、テストパルス出力先を指定後にテストパルスが出力されます。 ・[12 : テストパルス OFF]をコマンド選択すると、指定したテストパルス出力先のテストパルスが停止します。 7. 終了処理 ・[13 : CntExit]をコマンド選択すると、デバイスの終了処理を行います。 8. プログラムの終了 ・[q : 終了]をコマンド選択すると、プログラムを終了します。 ◆バージョンアップ履歴 ======================= Ver.1.00 (Web Release 2024.09) ---------------------------------------- ・ファーストリリース