===================================================================== = CONPROSYS Linux SDK = = Ver1.1.0 = = CONTEC Co.,Ltd. = ===================================================================== ◆ 目次 ======= はじめに ソフトウェアインストール方法 バージョンアップ履歴 ◆ はじめに =========== CONPROSYS Linux SDK(Software Development Kit) クロスビルド版は、 CONPROSYS上で動作するソフトウェアを生成するためのクロス開発ツールです。 本SDKをホストPCにインストールすることで、 CONPROSYS Linuxのソフトウェア開発を行うことが出来ます。 詳細についてはDocumentディレクトリにあるpdfファイルを参照ください。 ◆ ソフトウェアインストール方法 =========== 本SDKは、下記OSを搭載したホストPCに対応しています。 Ubuntu 14.04 (64bit版) Desktop 上記に対応したホストPCを準備し、本SDKをインストールしてください。 1. インストール準備 ダウンロード版(iso ファイル)の場合: 1) ダウンロードした.iso ファイルをマウントします。 マウント先ディレクトリは任意で作成してください。 sudo -E mount –o loop CPSSDK_xxxx.iso マウント先ディレクトリ 2) マウント先のディレクトリに移ります。 DVD 版の場合: 1) DVD メディアをホストPC に挿入します。 2) 挿入したメディアは自動マウントされるので、そのマウント先のディレクトリに移ります。 2. SDKに必要なツールチェーンのインストール [ホストPCがインターネット接続可能の時] ubuntu のOS上で次のツールチェーンをapt-getコマンドによってインストールします。 libncurses5-dev, gawk, u-boot-tools, openssh-server, samba, nfs-kernel-server, binutils-arm-linux-gnueabi, tftpd, xinetd ツールチェーンをインストールする前に、apt-getのパッケージリストを更新してください。 apt-getのパッケージリスト更新コマンド: sudo apt-get update インストールコマンド: sudo apt-get install libncurses5-dev gawk u-boot-tools \ openssh-server samba nfs-kernel-server binutils-arm-linux-gnueabi tftpd xinetd コンパイラはCONPROSYS linux SDK 付属のパッケージをインストールします。 インストールコマンド: cd Toolchain sudo ./toolchain_compilerinstall.sh cd .. [ホストPCがインターネット接続出来ない時] CONPROSYS Linux SDKには必要なツールチェーンのパッケージを用意しています。 [Toolchain]のディレクトリに移り、toolchain_pkginstall.shを実行してください。 (次項 「CONPROSYS linux SDKのインストール」で説明する./install_sdk.shでもインストールできます。) コマンド: cd Toolchain sudo ./toolchain_pkginstall.sh cd .. 3. CONPROSYS linux SDKのインストール 次のコマンドでSDKのインストールを開始します。 コマンド: ./install_sdk.sh [–C インストール先ディレクトリ] [-t] オプション: -C [インストール先ディレクトリ] 指定されるインストール先ディレクトリを生成し、そのディレクトリ下にインストールします。 -t SDKに必要なクロスコンパイラ等のツールチェーンをインストールします。 ◆ バージョン履歴 =========== Ver 1.1.0 -------------------------------- - CONPROSYS Ubuntu14.04 対応 - Linaro gcc 4.9 hard-float toolchain追加 - 対応機種追加 CPS-MC341G-ADSC1 (グローバルモデル) CPS-MC341Q-ADSC1 CPS-MC341-DS1x シリーズ - 開発ホストPC の要求スペックで32bit 版Ubuntu14.04 廃止 - SDKインストール手順変更 - 起動用SDカードの作成方法にSDイメージファイル作成ツール追加 - 920MHz通信サンプルプログラム追加 - EEPROM情報取得ライブラリ追加 Ver 1.0.2 -------------------------------- - 一部のCPS-MCS341-DSxでスタックI/Oが認識しない不具合対応 - CONPROSYS Ubuntu10.04のaptリポジトリ変更 Ver 1.0.1 -------------------------------- - CPS-MCS341-DSxで下記のスタックI/Oに対応 CPS-DIO-0808L, CPS-DIO-0808BL CPS-AI-1608LI, CPS-AO-1604LI CPS-SSI-4P Ver 1.0.0 -------------------------------- 初版リリース