=========================================================================== CONTEC CPU-CAxx(FIT)GY用API関数ライブラリ API-CAP(W32) Ver.May.2021 について =========================================================================== ◆目次 ============================ はじめに 商品の特長 制限事項 インストール方法 アンインストール方法 インストールファイル構成 バージョン情報 バージョンアップ履歴 ◆はじめに ============================ 日頃から格別のお引き立てを賜りまして厚く御礼申し上げます。 API-CAP(W32)に関する説明を以下に記載します。ヘルプ等にも記載されていない 事項もありますので、ぜひご一読下さい。 ◆商品の特長 ============================ ・Win32API形式のCPU-CAxx(FIT)GYのAPIライブラリです。 CPU-CA20(FIT)GY, SVR-IOA(FIT)GY ・以下のデジタル、アナログ、カウンタ、温度計測モジュールを制御できます。 DI-16(FIT)GY, DO-16(FIT)GY, DIO-8/8(FIT)GY, DIO-8D(FIT)GY, DI-32(FIT)GY, DIO-16/16(FIT)GY, DO-32(FIT)GY, RRY-4(FIT)GY, ADI12-8(FIT)GY, DAI12-4(FIT)GY, ADI16-4(FIT)GY, DAI16-4(FIT)GY, CNT24-2(FIT)GY, CNT16-8(FIT)GY, PTI-4(FIT)GY ・I/Oコントローラとデバイスモジュールが一体となった F&eIT N Seriesを制御することができます。 DIO-1616LN-FIT, DI-32LN-FIT, DO-32LN-FIT ・以下のEthernet対応Nシリーズを制御できます DIO-1616LN-ETH ・プログラミング言語は、Microsoft Visual Basic .NET, Microsoft Visual C#, Microsoft Visual C++(MFC) に対応しています。 ◆制限事項 ============================ ・ヘルプの仕様に記載されているOS以外では使用できません。 ・CPU-CAxx(FIT)GY及び F&eIT N-Series用のAPIライブラリですので、他のCPUモジュールでは使用できません。 ・仮想環境による動作実績はなく、動作保障の対象外となります。 ◆インストール方法 ============================ ・CD-ROMのAPICAP\DISK1にあるSETUP.EXEをエクスプローラなどから実行してください。 ・SETUP.EXEの画面に従ってインストールしてください。 ◆アンインストール方法 ============================ ・アンインストールは、「コントロールパネル」の「アプリケーションの追加と削除」から行なってください。 ◆インストールファイル構成 ============================ ・本製品をインストールすると、以下のファイルがインストールされます。 - DLL - F&eIT設定ユーティリティ - サンプルプログラム - ヘルプ - DDEサーバー ・F&eIT設定ユーティリティ、サンプルプログラム、ヘルプは、インストール時に指定した フォルダ以下にインストールされます。デフォルトは、C:\Program Files\CONTEC\API-CAP(W32)フォルダ です。 ・インストールされるファイルの詳細については、ヘルプにも記載があります。インストール後のヘルプを 参照してください。 ◆バージョン情報 ============================ ・インストールされるAPIライブラリのバージョンは、以下の通りです。 CAPDIO(デジタル入出力用ライブラリ) : Ver1.07 CAPAIO(アナログ入出力用ライブラリ) : Ver1.06 CAPCNT(カウンタ用ライブラリ) : Ver1.05 CAPPT(温度・抵抗値計測用ライブラリ): Ver1.06 ◆バージョンアップ履歴 ============================ Ver.May.2021 2021/05 (1) 対応デバイスを追加 対応デバイス:DIO-1616LN-ETH Ver.Feb.2021 2021/02 (1) 対応OSを改定 対応OS: Microsoft Windows Server 2019 (64bit) Microsoft Windows Server 2016 (64bit) Microsoft Windows 10 (32bit/64bit) Microsoft Windows Server 2012 R2 (64bit) Microsoft Windows 8.1 (32bit/64bit) Microsoft Windows 7 (32bit/64bit) (2) 対応開発言語を改定 対応開発言語: Microsoft Visual Basic .NET (2010,2012,2013,2015,2017,2019) Microsoft Visual C# (2010,2012,2013,2015,2017,2019) Microsoft Visual C++ (MFC) (2010,2012,2013,2015,2017,2019) (3) 以下デバイスのサポートを終了 DI-16H(FIT)GY, DIO-8/8H(FIT)GY, DI-8(FIT)GY, DO-8(FIT)GY, DIO-4/4(FIT)GY, CNT16-8L(FIT)GY, CPU-CA10(FIT)GY, SVR-IOA2(FIT)GY, DIO-0808LN-FIT, DO-16LN-FIT, DI-16LN-FIT Ver.May.2017 2017/05/10 (1) 対応開発言語 Visual Studio 2017を追加 Ver.Jan.2016 2016/01/15 (1) 対応OS追加 対応OS: Microsoft Windows 10 Microsoft Windows 10 x64 Edition (2) 対応開発言語 Visual Studio 2015を追加 (3) 開発環境から一部サンプルを削除 (4) 開発環境から削除したサンプルを格納したファイルをWebで公開 Ver.Jun.2014 2014/6/16 (1) DIO N Seriesのファームウェアバージョンアップ( Ver.1.05 ) (2) アナログ/デジタル/カウンタ/温度・抵抗値の診断モニタがXPで使用できない不具合を修正 Ver.Feb.2014 2014/2/19 (1) 対応OS追加 対応OS: Microsoft Windows 8.1 Microsoft Windows 8.1 x64 Edition Microsoft Windows Server 2012 R2 x64 Edition (2) サンプルに Visual Studio 2013言語を追加 Ver.Nov.2013 2013/11/15 (1) サンプルに Visual Studio 2012言語を追加 (2) DIO N Seriesのファームウェアバージョンアップ( Ver.1.04 ) Ver.Jul.2013 2013/06/19 (1) アナログ/デジタル/カウンタ/温度・抵抗値の診断モニタで診断レポートにWindows 8が表示されるように修正 (2) カウンタの診断モニタで診断レポートにCPU-CAxxと通信できませんと表示される不具合を修正 (3) ヘルプの一部修正 Ver.Feb.2013 2013/02/15 (1) 対応OS追加 対応OS: Microsoft Windows Server 2012 x64 Edition (2) ヘルプの一部修正 Ver.Oct.2012 2012/10/15 (1) 対応OS追加 対応OS: Microsoft Windows 8 Microsoft Windows 8 x64 Edition (2) サンプルに Visual Studio 2008 / Visual Studio 2010言語を追加 (3) 複数のコントローラが同時にxxxInitとxxxExitを繰り返した場合に、たまに10051エラーになる問題を修正 (4) xxxInitを複数回、同じデバイスに対して行い、xxxExitを一度行った後、xxxInitを行った場合に10003エラーになる問題を修正(CCAPINFO.DLL Ver.1.13) (5) 一部の関数のエラーについて修正。ccapaio.dllをバージョンアップ。(CCAPAIO.DLL Ver.1.06) * AioSingleAi, AioSingleAiEx ADI16-4(FIT)GYでAioChannelを4〜7に設定した場合、21420エラーが発生しない問題を修正 * AioMultiAi, AioMultiAiEx AiChannelsを0に設定した場合、11440エラーが発生する様に修正 AiChannelsがデバイスのチャネル数より多い場合、自動で最大チャネル数に変換されない問題を修正 * AioSingleAo AoDataが 0〜65535以外の値の場合、11421エラーになる問題を修正 * AioMultiAo AoChannelsを0に設定した場合、13020エラーが発生しない問題を修正 AoDataが 0〜65535以外の値の場合、23002及び23003エラーが出ない問題を修正 * AioMultiAoEx,AioMultiAoEcho AiChannelsを0に設定した場合、13020エラーが発生しない問題を修正 (6) CPU-CA20(FIT)GY のファームウェアバージョンアップ ( Ver.1.11 ) (7) SVR-IOA2(FIT)GY のファームウェアバージョンアップ ( Ver.1.09 ) (8) DIO N Seriesのファームウェアバージョンアップ( Ver.1.03 ) Ver.Apr.2011 2011/04/06 (1) 対応OS追加 対応OS: Microsoft Windows 7 x64 Edition Microsoft Windows Server 2008 x64 Edition Microsoft Windows Vista x64 Edition Microsoft Windows Server 2003 x64 Edition Microsoft Windows XP Professional x64 Edition (2) Visual Basic.NET用関数宣言ファイルを修正 (3) Windows 2000で サンプルアプリケーションや作成したアプリケーションを実行させた場合、 DLL初期化エラー[0xC0000142]が発生する問題を修正。 Ver.Aug.2010 2010/07/30 (1) xxxExitやxxxInit時などを実行するとき「DLLが開放できません。」というエラーメッセージ出力がでてしまう問題を修正。 (各CAPxxx.DLLをバージョンアップ) (2) 単体のI/Oコントローラに対して同カテゴリの複数のデバイスモジュールが接続されている場合に 同時に初期化処理を行うと、片方のデバイスについて初期化エラーが発生する問題を修正。(CCAPINFO.DLL Ver.1.09) (3) I/Oコントローラが複数台以上存在した場合、複数台のI/Oコントローラについているデバイスで 計測などの動作を行うと、処理が遅くなる不具合を修正。(CCAPINFO.DLL Ver.1.09) (4) FIT設定ユーティリティにて、コントローラが存在しない場合にコンフィグファイルを保存しない限り、 ユーティリティが終了できない問題を修正。(FitView.exe Ver.1.08) (5) Fitdllサンプルに Visual Basic.NET 2005, Visual C#.NET 2005のサンプルを追加。 (6) Windows 7に対応(32bit版) Ver.Jan.2009 2009/01/09 (1)新しいデバイスユニットの対応(DI-32LN-FIT / DO-32LN-FIT / DIO-0808LN-FIT / DI-16LN-FIT / DO-16LN-FIT) (2)DIO N Seriesのファームウェアバージョンアップ(Ver.1.01) (3)FitView.exeにてDIO以外の診断プログラムが正常に動作しない現象を修正(Dev.2008のみ) それに伴い、各CAPxxx.DLLをバージョンアップ Ver.Dec.2008 2008/12/05 (1)新しいデバイスユニットの対応(DIO-1616LN-FIT) Ver.Aug.2008 2008/08/31 (1)SVR-IOA(FIT)GY のファームウェアバージョンアップ (Ver.1.44) (2)CPU-CA20(FIT)GY のファームウェアバージョンアップ (Ver.1.10) (3)CPU-CA10(FIT)GY のファームウェアバージョンアップ (Ver.1.34) Ver.Aug.2007 2007/08/24 (1)F&eITプロトコルのTRAPパケットを受信した場合にバッファリソースの解放に失敗する問題を修正。 Ver.May.2007 2007/04/12 (1)Adobe Acrobat Readerの推奨バージョンをVer.4.0以降からVer5.0以降に変更。 (2)英語環境でのご使用について 日本語以外のOSへのインストール時は、英語版をインストールすることを追記。 Ver.Feb.2007 2006/02/01 (1)F&eIT設定ユーティリティで下記の組み合わせにてDAIの診断レポートを実行すると出力が NGとなる不具合を修正。 SVR-IOA(FIT)GY:GroupID:0, CPU-CA20(FIT)GY:GroupID:0/UnitID:0, DAI12-4(FIT)GY:DeviceID:1 [CAIODIAG.EXE Ver.1.03] (2)F&eIT設定ユーティリティの診断レポートで「コンフィギュレーションファイル:ファイルが ありません」と表示される不具合を修正。 [CAIODIAG.EXE Ver.1.03, CCNTDIAG.EXE Ver.1.13, CDIODIAG.EXE Ver.1.03, CPTDIAG.EXE Ver.1.11] (3)各カテゴリのAPI関数でバッファアクセスモード使用時にxxxStartIO関数を発行すると起動 エラーが発生する不具合を修正。 [CCAPAIO.DLL ver.1.01, CCAPCNT.DLL ver.1.01, CCAPDIO.DLL ver.1.01, CCAPPT.DLL ver.1.02, CCAPINFO.DLL ver.1.05] (4)F&eIT設定ユーティリティでMACアドレスの最下位バイトが0xFFに近い時に自動検出できな かった不具合を修正。 本内容は、API-CAP(W32) Ver.Jan.2006での修正にて許容できない場合があったための再修正。 [FIT.DLL Ver1.18] (5)F&eIT解説書の誤記に対する改定 [SVR-IOA2(FIT)GY, SVR-IOA(FIT)GY, IO-16/16(FIT)GY, DI-32(FIT)GY, DO-32(FIT)GY] (6)F&eIT API-CAP(W32) ヘルプファイルの誤記を修正 Ver.Jan.2006 2006/01/31 (1)F&eIT設定ユーティリティでMACアドレスの最下位バイトが0xFFに近い時に 自動検出できなかった不具合を修正。(FIT.DLL Ver1.15:API-CAP(W32) Ver.Sep.2005での不具合) (2)F&eIT設定ユーティリティでローダモードで起動しているCPU-CA10(FIT)GYを 表示するとSVR-IOA(FIT)GYとして認識してしまう不具合を修正。(FITVIEW.EXE Ver.1.04) Ver.Sep.2005 2005/09/01 (1)デジタル/アナログ/カウンタの診断モニタをWindowsXPで使用した場合、 ファイル診断のDLLパスが診断モニタのカレントになっていた不具合を修正。 (2)F&eIT設定ユーティリティの診断レポートをWindowsXPで使用した場合、 ファイル診断のDLLパスが診断モニタのカレントになっていた不具合を修正。 (3)各カテゴリのAPIが複数スレッドからの同時アクセスに対応できていなかった不具合を修正。 (4)SVR-IOA2(FIT)GY, CPU-CA20(FIT)GYのファームウェアをバージョンアップ。 Ver.May.2005 2005/05/20 (1)カウンタの診断モニタでCNT16-8(FIT)GY, CNT16-8L(FIT)GYのデジタル フィルタが正常に設定できなかった不具合を修正。 (2)DAI12-8(FIT)GY、DAI16-4(FIT)GYをSVR-IOA(FIT)GY経由のUnitID=0で 使用した場合に正常出力できなかった不具合を修正。 (3)SVR-IOA(FIT)GY, CPU-CA10(FIT)GYのファームウェアをバージョンアップ。 Ver.Dec.2004 2004/12/10 (1)PTI-4(FIT)GYのサンプルプログラムと診断モニタで変換禁止チャネル を指定できるように修正。 (2)カウンタの診断モニタで実行時間計測ができるように修正。 (3)アナログの診断モニタでレンジ設定を行った時のエラーメッセージが 間違っていた点を修正。 (4)F&eIT設定ユーティリティでファームウェアを更新できない事がある 不具合を修正。 (5)CPU-CA10(FIT)GY, CPU-CA20(FIT)GY, SVR-IOA(FIT)GY, SVR-IOA2(FIT)GY のファームウェアを同梱。 Ver.Aug.2004 2004/08/06 (1)SVR-IOAx(FIT)GYを使用してUnitID=0の場合に入力データが正常に取得 できない不具合を修正。 (2)PTI-4(FIT)GYで温度を入力時にオーバーレンジエラーが正常に返らない 不具合を修正。 Ver.Jul.2004 2004/07/01 ・ファーストリリース