USB接続で4つのシリアルポートを増設。RS-232C / RS-485 シリアル通信ユニット 2種 新発売

株式会社コンテック (東京証券取引所第二部 証券コード6639、以下コンテック) は、パソコン計測制御 PC-HELPERシリーズの新製品として、パソコンに4chのRS-232C (または RS-485) シリアル通信ポートを増設可能なUSB接続ユニット(2種類)を開発、2018年1月17日より販売を開始します。

• 左： COM-4CN-USB
  高解像度写真データ [227 KB]
• 右： COM-4PDHN-USB
  高解像度写真データ [255 KB]

製造装置や検査装置などの産業機器を小型化・低コスト化したいというニーズが年々高まっており、コントローラや操作端末に省スペースパソコンやノートパソコンが導入されるケースが増加しています。一般のパソコン周辺機器はUSBやイーサネット接続に移行している一方で、バーコードリーダやモデム、計器類などの業務用機器は、RS-232CやRS-485の通信規格を採用しているものが数多くあります。これらの規格の通信ポートを備えたパソコンを市場で入手にすることが困難になってきています。
今回発表した新製品を使用することで、最新のパソコンでRS-232C (またはRS-485) の通信規格の業務用機器のデータ通信が行えるようになり、パソコンを応用した小型・低コストの産業機器開発を実現します。

主な特長

• COM-4CN-USB
  • RS-232Cシリアル通信、最高921,600bpsに対応
    RS-232C準拠のシリアルポートを4チャネル搭載。各チャネルに300～921,600bpsまでのボーレートの設定が可能。
• COM-4PDHN-USB
  • RS-422A/485シリアル通信、最高921,600bpsに対応
    RS-422A/485準拠のシリアルポートを4チャネル搭載。各チャネルに300～921,600bpsまでのボーレートの設定が可能。
  • 配線が容易なターミナルコネクタを採用
    ターミナルコネクタ(スクリュータイプ)の採用により配線が容易。
  • 12～24VDCのワイドレンジ電源に対応
    12～24VDCのワイドレンジ電源に対応しており、さまざまな電源環境で使用可能。また、電源コネクタにFG端子を装備。
• COM-4CN-USB / COM-4PDHN-USB共通
  • 添付ドライバソフトウェアによりWindowsの標準COMポートとして使用可能
    Windowsでパソコン本体のCOMポートと同様に使用できるドライバソフトウェアを添付。
  • 各チャネルに送信128byte 受信384byteのFIFOバッファメモリを搭載
    高速な通信やデータ送受信時でのCPU負荷を軽減。
  • USB1.1/USB2.0規格準拠
    USB1.1/USB2.0規格に準拠、Full Speed(12Mbps)での転送が可能。
  • 設置場所を選ばないコンパクト設計
    188.0(W)×78.0(D)×30.5(H)mmのコンパクト設計。
  • ネジ止め、マグネット(別売)、DINレールなど多彩な設置が可能
    DINレール取り付け機構付き。ネジ止め、マグネット(別売)、ゴム足などにより床面/壁面/天井などに設置可能。

関連リンク

• パソコン計測制御 PC-HELPERシリーズ
• シリアル通信デバイス 一覧

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