AI (人工知能)を活用した「正しい手洗い動作」の判定技術を開発
共創フィールドパートナーの募集を開始

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プレスリリースの記載内容は、発表日現在のものです。ご覧いただいた時点において、販売状況/価格/仕様などが予告なく変更されている場合があります。あらかじめご了承ください。

株式会社コンテック (東京証券取引所第二部 証券コード6639、以下コンテック) は、AI技術を活用して3Dカメラからのリアルタイム映像情報から正しい手洗い動作を95%以上の精度で判定する技術を開発したことを発表します。また、実証実験を通じて、本技術を利用した価値創出と社会課題の解決を目指す共創フィールドパートナーの募集を2020年7月9日から開始したことをお知らせします。

近年、細菌やウィルス感染からの予防策として手洗いの有効性が注目されています。また食品業界では2020年6月に施行された食品衛生法の改正によりHACCP (ハサップ)※1 に沿った衛生管理が義務化され、正しい手洗いの実施を含む、食の安全性を確保するための体制づくりが急務となっています。

このたびコンテックは、AI 技術を活用して3Dカメラからのリアルタイム映像情報から正しい手洗い動作を正確に判定する新たな技術を開発しました。厚生労働省が推奨する「正しい手の洗い方 6ステップ」における各洗浄ステップが正しい動作で必要時間洗浄されたかどうかを95%以上の精度で判定することができます。消毒液やハンドソープを付けての手洗いや流水状態での手洗いなど、通常の画像処理では難しい状態でも正確に認識して判定する技術を確立しました。

コンテックは、本技術により手洗いの実施漏れ防止や監視員の工数削減など、飲食店、食品工場、医療現場などの現場における課題を解決するとともに、食の安全確保や感染症予防に貢献します。

実証実験フィールドパートナー募集

コンテックでは、当社の手洗い判定技術に興味があり、次のような導入シナリオでの実証実験に取り組んでいただける企業様やシステムインテグレータを募集しています。ソフトウェア、AIエッジコンピュータ他の機器、管理用パソコンなど、実証実験に必要なシステム構成を幅広く支援させていただきます。

食品工場・医療現場・飲食店・宿泊施設の衛生管理システム

厨房や工場内の手洗い設備を厚生労働省推奨「正しい手の洗い方 6ステップ」の衛生管理設備にアップグレードできます。自動判定により指導や監視など運用コストを大幅に低減します。

顔認識技術を組み合わせた衛生管理記録システム

手洗いスペースに顔認識用カメラを設置することで手洗いをした人の識別が可能です。衛生管理法 HACCPに沿った衛生管理記録も可能です。

正しい手洗いを促すガイダンス表示付きシステム

手洗いスペースに設置したディスプレイから正しい手洗いを促すガイダンス動画を表示することができます。従業員や学校教育における正しい手洗い手順の学習ツールとして活用できます。

基幹情報システムと連携した総合システム

勤怠管理システム、品質管理システム、製造実行システムなどの基幹システムとの連携も可能です。

基幹システムとの連携も可能!

  • ※1
    HACCP (ハサップ) : 食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因 (ハザード) を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようする衛生管理の手法です。(厚生労働省ホームページから引用)

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担当: 和井田(大阪)/ 佐々(東京)
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