2019/10/08アフリカ、アジア、ヨーロッパ、日本、中東、北米、オセアニア、中南米
株式会社コンテック は、Edgecross (エッジクロス) 基本ソフトウェアのプラットフォームと当社の計測制御・リモートI/O機器とのデータ連携を実現するソフトウェアを開発、「CONTECデータコレクタ」として2019年11月より販売開始します。また、「CONTECデータコレクタ」のソフトウェアライセンスとEdgecross基本ソフトウェア体験版をバンドルしたIoT向け産業用コンピュータを11月より受注開始します。
Edgecrossとは、製造現場のIoT化を推進する企業・産業の枠を超えた標準的でオープンなプラットフォームです。FAとITシステムとの間のエッジコンピューティング領域をつなぎ、ハードウェアに依存しないシームレスな連携が可能になります。
2017年の「Edgecrossコンソーシアム」設立以来、エッジアプリケーションの領域では、稼働監視・予防保全・データ分析ソフトウェアや対応産業用コンピュータが発表され、適用アプリケーションが広がっています。一方、FA現場の領域ではOPC UAなどの産業ネットワークからのデータ収集は可能になっているものの、産業ネットワークに対応していないセンサーやスイッチ回路を直接つなぐことができる機器や対応ソフトウェアが少なくデータ収集することが困難でした。
今回発表しましたソフトウェア「CONTECデータコレクタ」により、当社の豊富な計測制御・リモートI/O機器をEdgecrossのプラットフォームで活用することが可能となり、産業ネットワークに対応していないセンサーやスイッチ回路からデータ収集することができます。Edgecrossプラットフォームの活用範囲を広げ、製造業のみならず様々な産業の発展に貢献します。
11月発売のファーストリリースバージョンでは、CONPROSYS IoT Edgeコントローラ CPS-BXC200 + デジタル入出力モジュール、およびCONPROSYS nano カプラユニット CPSN-MCB271-S1-041 + デジタル入出力モジュールに対応します。今後のバージョンアップで、アナログ入出力、センサー入力、カウンタなどの機能モジュールに対応、機能追加していく他、PCIボード、USBユニットなどのパソコン計測制御デバイスにも順次対応していきます。
CONTECデータコレクタをバンドルしたWindows 10 IoT搭載の産業用コンピュータです。Edgecross基本ソフトウェア体験版インストーラを付属していますのですぐに使用できます。Edgecrossマーケットプレイスで製品版ライセンスを購入すれば、そのまま製品として使用することができます。販売価格は、従来製品 (CONTECデータコレクタなし) と同価格でCONTECデータコレクタが実質無料となる導入しやすい製品です。
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