2014/12/01日本
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従来シリーズから処理能力・電力効率が格段に向上、システムの信頼性を高める独自の拡張RAS機能を搭載
株式会社コンテック(東京証券取引所第二部 証券コード:6639)は、クアッドコア インテル Atom プロセッサ E3845 (1.9GHz)を採用し、独自の拡張RAS機能を搭載したファンレス・スリットレスの新書サイズ・組み込み用コンピュータを開発、ボックスコンピュータ® の新シリーズ「BX-220シリーズ」として2014年12月1日より順次発売開始します。
ボックスコンピュータ® 220 シリーズ
新製品「ボックスコンピュータ® BX-220シリーズ(以下、BX-220シリーズ)」は、クアッドコア インテル Atom プロセッサ E3845、4GBメモリ、SSDを採用した小型組み込み用コンピュータです。前世代のプロセッサから処理能力・電力効率が格段に向上した最新の組み込み用 Atom プロセッサを採用、従来製品 [BX-210※1] との比較で、演算能力が約4倍、グラフィックス能力が約3倍に向上しています。また、新書サイズほどの小型スリム筐体でファンレス・スリットレスを実現しており、作動音がせず内部に埃を吸い込まないため、設置場所を選ばず、保守メンテナンスを軽減できます。新製品「BX-220シリーズ」は、演算処理が必要な高機能IoT※2ゲートウェイ、産業用制御システム、インタラクティブなデジタルサイネージ・キオスク端末・自動販売機、医療機器、車載用インフォテインメントシステムなど、さまざまなアプリケーションで活用いただけます。
また、新製品「BX-220シリーズ」は、メインのコンピュータ機能とは独立させた独自の拡張RAS※3機能を搭載しています。この機能は、プログラムのハングアップ、OSの起動不良、内部温度上昇の異常検知でシステムを自動再起動させたり、障害解析に役立つ異常発生内容の詳細ログを保存したり、システムの信頼性を高めるさまざまな機能を提供します。(本機能を使用するには2015年2月提供予定の専用ユーティリティ(無料)が必要)
低消費電力プラットフォームのクアッドコア インテル Atomプロセッサ E3845を採用、十分なパフォーマンスを確保しながら低消費電力を実現しています。
設置場所を選ばないシリーズ最小[178(W)×115(D)×29(H)]のPCです。新書サイズの小さな設置面積で、お客様の装置の小型化に大きく貢献、設置場所を選ばずデザイン性を損ないません。
放熱スリット、CPUファンを廃し、ストレージにCFastカードを採用した完全スピンドルレス設計です。埃や異物が侵入する心配がなく、経年劣化する部品の使用を極力抑えて保守点検業務の負担を大幅に軽減します。
DVI-I×1、DisplayPort×1、1000BASE-T×2、USB3.0×1、USB2.0×2、シリアル(RS-232C)×2などの拡張インターフェイスを搭載。CFastカードスロットを2スロット搭載(1スロットは本体内蔵)しておりOSとデータの分離が可能です。
監視専用のサブCPUを搭載し、起動不良、温度異常、OS動作異常、記録メディアの通電状態での挿抜など、障害発生ログの保存やOS/電源の再起動を行う機能を備えています。通電時間、稼働時間を記録し寿命部品の故障を事前に予測、安心した高信頼性の産業用システムの構築を実現させます。
USBケーブルなどのロック機構がないコネクタやCFastカードの抜け防止用金具と固定クランプを装備。CFastカードの抜け防止を行うことができ、不要なトラブルを回避できます。
ワイドレンジ電源で様々な電源環境で使用可能です。別売のACアダプタにより100VACの電源環境でも使用できます。
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