SMC-4DL-PCI PCI対応 高速ラインドライバ出力4軸モーションコントロールボード

  • 標準保証3年
  • 延長保証最長6年
  • 多軸独立制御ができ、最大 9.8Mpps のパルス出力が可能
  • 定速、直線加減速、S字加減速により連続動作、位置決め動作、原点復帰動作の制御が可能
  • エンコーダ入力およびパルス出力回路に接続できる出力および入力形式が多様
  • コンパレータ回路により設定値とカウンタ値との比較が可能
  • 速度および位置のオーバーライドが可能
  • Windows/Linux に対応したデバイスドライバを用意
  • 延長保証サービスは日本国内でのみご利用いただけます。

概要・特長

本製品は、ステッピングモータおよび(パルス列入力方式の)サーボモータを制御するPCIバス対応ボードです。最大4 軸のモータ制御が可能なタイプです。 位置決め、原点復帰、直線補間、S 字加減速の機能を搭載し、多軸間での直線補間や速度および位置のオーバーライドが可能です。半導体製造装置、検査装置、多軸ロボットまたはX-Yロボットのような幅広い用途で利用できます。これらの豊富な機能により、製造装置や検査装置など幅広い用途で複雑な位置決め制御システムを構築できます。 Windows/Linux に対応したデバイスドライバを用意しています。

  • 多軸独立制御ができ、最大 9.8Mpps のパルス出力が可能
    • SMC-4DL-PCIは、最大4軸の制御、最大9.8Mppsまでのモータ制御パルス出力が可能です。モータ制御用の指令パルスは、共通パルス、独立パルス、90度位相差パルスに対応しています。リミット入力3点/軸、汎用入力7点/軸、汎用出力3点/軸を装備しております。また、ソフトウェアの設定により、汎用入力の5点をアラーム入力、汎用出力を偏差カウンタクリア出力などとしても使用可能です。
  • 定速、直線加減速、S字加減速により連続動作、位置決め動作、原点復帰動作の制御が可能
    • 日本パルスモータ社「PCL6100 シリーズ」のモータコントロール用 ICを採用し、連続動作、位置決め動作、原点復帰動作、同期動作、直線補間動作などの制御が行えます。
  • エンコーダ入力およびパルス出力回路に接続できる出力および入力形式が多様
    • エンコーダ入力回路は、差動出力、TTL レベル出力、オープンコレクタ出力と接続できます。パルス出力回路は、差動入力、フォトカプラ入力、TTLレベル入力と接続可能です。
  • コンパレータ回路により設定値とカウンタ値との比較が可能
    • 各軸に 2 個のコンパレータ回路があり、設定値とカウンタ値との比較が可能。また、コンパレータの条件成立中に信号を出力することができます。
  • 速度および位置のオーバーライドが可能
    • 動作中に速度および目標位置の変更ができます。
  • Windows/Linux に対応したデバイスドライバを用意
    • 当社Web サイトで提供しているデバイスドライバAPI-TOOLを使用することで、Windows/Linux の各アプリケーションが作成できます。また、ハードウェアの動作確認ができる診断プログラムも提供しています。