点在するタンク設備残量の遠隔監視

システム概要

工場、プラント内などに点在する貯蔵タンクや原料タンクなどの巡回補充業務は担当者の負荷が高く、適切なタイミングでの補充や液剤の手配が課題だった。

タンク残量の状態を監視して見える化を行い、巡回補充業務の効率化及び液剤の適切な手配・在庫管理を行えるようにする。在庫管理コスト削減にも貢献できる。

構成イメージ

水位計やレベルセンサーのアナログ信号、Modbus対応のPLCやレベルセンサーからタンク残量を計測する。 また、既設の機械式アナログメーターにBLE対応のIoT角度センサを取り付けることにより、これまで目視で確認していた検針作業の自動化が可能。
計測したデータは4G LTE回線を経由してクラウドサービス FacilityViewに送信され、工場内に点在するタンク、他工場など全てのタンク残量をクラウドで一括監視する。

導入のメリット・効果

  • FacilityView®でタンク残量の見える化が実現

    クラウドサービスFacility Viewにより、遠隔地拠点でも一括して残量監視及び計測データの一元管理が可能。拠点マップ表示やタンク残量モニタ画面など管理者自身で作成、変更が可能。

  • 残量不足時にメールを発報

    各タンクの残量値に閾値を設け、閾値を下回った時に担当者に残量不足に関するメールを通知する。

  • 在庫管理コストの削減

    巡回業務の自動化による人件費の削減。残量の減少傾向を予測して手配業務の適正化を行い、在庫管理コストの削減にもつながる。

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