Windows 32bit版から64bit版への移行が進む中で、64bit版ではOS側の仕様により、データ転送用バッファメモリがごく僅かの量(1MBまたは2MB)しか確保できず、DMA転送機能を十分に活かせない制約がありました。 AI-1204Z-PEは、PCI Express及び64bit OSへのネイティブ対応により、バスマスタ転送レートを最大4.5倍、転送可能メモリ空間においては最大2GBの大容量を確保可能とする性能向上を図っています。 これにより、データ転送のボトルネックを解消、無限サンプリング速度は2倍に向上し、フルスペック10MSPSでの連続データ取得を可能にしています。