システム概要
広範囲に点在するマンホールポンプ設備の監視はコストと手間が掛かり、監視業務の効率化とコストの低減が課題となります。
本システムでは低コストでマンホールポンプ設備の水位やポンプの稼働状況、異常信号を監視し、異常発生時に担当者へメールでの通知や、遠隔からの予備ポンプ切替操作などが可能となります。
構成イメージ

システム説明
ゲートウェイ端末(FV-MG100)にリモートIOをModbus-TCPで接続し、マンホールポンプ制御盤から水位のアナログ信号やポンプの運転状況などのデジタル信号を計測・収集します。
ゲートウェイ端末は収集した情報をFacilityViewクラウドサービスにLTE通信で送信し、マンホールポンプ設備の遠隔監視を行います。
また、クラウドサービスの遠隔制御機能によりリモートIOに出力信号を送り、予備ポンプへの切替など行う事が可能です。
導入のメリット・効果
- 広範囲設備の一括監視
これまで一括監視が困難であった広範囲に点在するマンホールポンプ設備の異常をLTE回線にて収集し、クラウドサービスにて一括監視・遠隔操作が可能となります。
クラウドでは異常が発生した設備の位置をマップ表示により把握することができます。
- 異常通知
ポンプ設備異常接点信号やアナログ計測値に閾値を設け、異常検知時に担当者にメールで通知します。
- 低コスト
クラウドサービスにより、監視用のサーバーやシステムを構築するイニシャルコストを削減し、マンホールポンプ1箇所から低コストで遠隔監視を導入できます。
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