IoT接点遠隔監視

システム概要

広い工場に点在する設備の異常が回転灯やブザーなどしか分からない場合場合、周囲に人がいないと発見が遅れ、復旧までに時間が掛かる場合があり、早期の異常発見が課題であった。 本システムでは設備の異常を通知する回転灯やブザーなどのデジタル信号をワイヤレスI/Oシリーズを使用して取得し、設備の異常を監視して異常発生時に担当者へメールでの通知や、遠隔からの異常解除などが可能となります。 ワイレスI/Oシリーズは障害物に強く伝送距離に優れたサブギガ帯(920MHz帯)無線を採用しており、広範囲に点在する設備の遠隔監視が低コストで実現可能となります。

構成イメージ

構成イメージ

システム説明

専用ゲートウェイ端末(FV-MG100)とワイヤレスI/O親機をModbus-TCPで接続。ワイヤレスI/O子機が回転灯やブザーなど各設備の異常信号を取得して、無線で親機に通知します。 ゲートウェイ端末は親機に集まった各設備の信号をFacilityViewに送信し、設備の遠隔監視を行います。 また、FacilityViewの遠隔制御機能によりワイヤレスI/O子機から信号を出力し、設備の異常解除など制御を行う事が可能です。

導入のメリット・効果

  • 広範囲設備の一括監視

    これまで一括監視が困難であった広範囲に点在する設備の異常をワイヤレスI/Oにより収集し、FacilityViewにて一括で監視・制御が可能となります。
    また、アナログ信号が入力できるワイヤレスI/Oを使用することで、レベルセンサ等のデータ取得ができ、タンク水位の監視などでも利用可能です。

  • 長距離通信 / マルチホップ

    920MHz帯無線は長距離通信(伝送距離は最大約1km)に向いており、さらにマルチホップ通信により障害に強い無線ネットワークを構築します。

  • 低コスト

    各設備からの異常信号はワイヤレスI/Oの子機で取得し親機に集約。広範囲の設備を配線工事なしでデータ収集が可能になります。 親機に集まったデータをゲートウェイ端末からFacilityViewへ送信することにより、低コストで遠隔監視を実現。

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