セキュリティ監視システムは、夜間・休日も無人で稼働し続けるものであり、中核となるパソコンは極めて高い信頼性が必要です。ノントラブル・安定稼働が大前提ですが、万が一の場合には最短時間で復旧できなければなりません。また、生産中止後も一定期問の保守が要求されます。このため、頻繁にモデルチェンジする汎用パソコンは対象外で、産業用パソコンが選定対象になります。
しかし、一般的に工場での使用を想定した産業用パソコンでは、監視システムとして要求される画像処理能力が不足します。そのほかの諸条件を含め、要求仕様をクリアする機種としてコンテックのFAパソコン「VPC-1000」が採用されました。
GANZ Proは、さらなる汎用化、機能強化のためのバージョンアップを計画中で、ヒト検知性能の向上(小動物や雨風による誤検知防止)や顔認証機能の搭載などが構想されています。この機能強化を支えるため、コンテックではCPUパワーをアップした「VPC-2000」シリーズをリリースする予定です。