移動体管理システム「DOCODAS」(ゴミ回収車)移動体管理システムから回収車のドライバーに回収の指示と運行支援
太平工業株式会社様は、総合エンジニアリングのリーディングカンパニーです。移動体管理システムの事例として今回のシステムを回収業者様へ納入されました。自治体・一般事業主から受付けたゴミの回収依頼を地図上へ登録することにより、顧客管理から回収実績管理までを一元で行うものです。ごみ回収車のドライバーへ当日のスケジュールと回収場所の回収ルートを車載した産業用パソコン IPC-BX 800 で分かりやすく地図表示することができます。回収を行っているドライバーへ予定外の追加スポット回収指示も携帯電話回線網を使用して回収位置情報を的確に指示することが可能となります。回収状況・実績情報は事務所(基地局)に送信され、ごみ回収依頼者への請求業務などが随時行われます。
回収車の運転席に液晶モニターとPC本体を分離して設置できます。
ドライバーに最適な回収ルートを案内
回収先の情報は管理センターで一括管理されており、万が一ゴミ回収車のコンピュータシステムが盗難にあっても、情報漏れが起こりません。
車載側のコンピュータの処理能力が向上したため、地図情報、回収先の詳細情報、回収時の駐車場所やお客様に関する特記事項を表示できるようになった。一般的なカーナビゲーションシステムとは異なり、適切な回収ルートを管理センターから指示するため、ドライバーが回収ルートに慣れていない新人であっても熟練ドライバーと同じ対応ができます。
以前は、回収作業終了時にドライバーが残業をして日報を作成していました。移動体管理システムでは、オンラインで作業状況、結果が車載コンピュータから自動的に報告されるため、ドライバーは作業工数が低減し、会社としても大幅なコストダウンが実現できます。
予測外のゴミの回収量により時間内に対応できない車両があった場合など、車両間でその情報を共有し、応援処理するための回収ルートを地図上に指示します。
回収業者様のごみ回収車管理システムと回収車両を携帯電話網で結ぶことにより下記の機能を実現しています。
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