電力効率を大幅に改善。進化した「省資源PC」ボックスコンピュータ® BX955Sシリーズ 新発売

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第3世代 インテル® Atom™プロセッサ搭載、薄型・省電力の組み込み用PC

株式会社コンテック(東京証券取引所第二部 証券コード:6639)は、2009年4月の発売から「ボックスコンピュータ®シリーズ」のベストセラーを続けている「BX955」の後継上位機種として、CPU性能が2倍、グラフィック性能は3.5倍に向上させながら消費電力を30%低減させた新型組み込み用PCを開発、「ボックスコンピュータ® BX955Sシリーズ」として、2013年5月10日より出荷開始いたします。

ボックスコンピュータ® BX955Sシリーズ
(写真はBX-955SD-DC6311)

型式 CPU メモリ ビデオ出力 OS 価格
BX-955SD-DC6000 Intel Atom N2600 1.6GHz DDR3
2GB
DVI-I x1 OSなし/ストレージなし オープン価格
BX-955SD-DC6312 Intel Atom N2600 1.6GHz DDR3
2GB
DVI-I x1 WES7/CFastカード 8GB オープン価格
BX-955SD-DC6311
※1
Intel Atom N2600 1.6GHz DDR3
2GB
DVI-I x1 WES2009/CFastカード 4GB オープン価格
  • WES2009: Microsoft Windows Embedded Standard 2009 , WES7: Microsoft Windows Embedded Standard 7
  • ※1
    受注生産品。アナログRGB出力に非対応。アナログRGB出力対応モデルはお問い合わせください。

新製品「ボックスコンピュータ®BX955Sシリーズ(以下、BX955Sシリーズ)」は、筐体内に埃(ホコリ)が侵入しにくいスリットレス・ファンレスで、わずかな隙間に設置可能な薄さ35mmのスリム筐体を実現した組み込み用PCです。デジタルサイネージシステムをはじめとする様々な分野のコンピューティングで、高信頼・小型化・コスト削減に貢献いたします。

BX955Sシリーズは、第3世代 インテル® Atom™プロセッサを採用することで、電力効率が大幅に向上しています。従来製品(BX955シリーズ)との比較でCPU処理速度が2倍※1、グラフィック処理能力は3倍※1に向上させた一方、消費電力はCPU負荷100%で約12.4W※2と、従来製品(BX955シリーズ)から約30%の省エネルギーを達成しています。

BX955Sシリーズは、「省資源PC」の別名で2009年4月の発売以来ベストセラーを続けてきた「ボックスコンピュータ® BX955シリーズ(以下、BX955シリーズ)」の後継機です。外形や機能面での高い互換性が確保されていますので、システムリプレース・アップグレードが容易に行えます。

  • ※1
    ベンチマークソフト CrystalMark 2004R3を使用した当社環境による実測値での比較です。
  • ※2
    当社の試験環境においてCPU負荷100%、USBデバイスなしの条件で実測した消費電力値の比較です。

BX-955Sシリーズ の主な特長

  • HTテクノロジー対応・デュアルコア省電力CPU

    2コア4スレッド対応のIntel® Atom Processor N2600 1.6GHzを採用し、通信・制御・HMIなど複数アプリケーションの安定した同時並行処理を実現しています。CPUパフォーマンスは、従来製品BX955と比較し2倍に向上するなど、より高度な演算処理を要する用途にも適用が可能です。

  • ランニングコスト削減と省エネルギー化に貢献

    十分なパフォーマンスを確保しつつ、消費電力が低減できます。スリットレス・ファンレス設計による保守点検業務の軽減と合わせ、「省資源PC」として、お客様のランニングコスト削減と省エネルギー化の推進に貢献します。

  • 装置の小型化に貢献。設置面積ほぼA5サイズの省スペース設計

    182(W)×155(D)×35(H)の省スペース設計です。わずか50mmの隙間にA5サイズ程度の小さな設置面積で設置が可能です。お客様の装置の小型化に大きく貢献し、設置場所を選ばずデザイン性を損ないません。別売の取り付け金具によりVESA規格75×75、100×100mmに取り付け可能です。

  • 周辺機器を自在に拡張。ツインCFastカードスロット他の豊富なインターフェイス

    1000BASE-T×2、USB2.0×4、シリアル(RS-232C)×2などの拡張インターフェイスを搭載しています。CFastカードスロットを2スロット搭載しておりOSとデータの分離が可能で一方をシステム起動用、もう一方をメンテナンス用やシステムログ/収集したデータの持ち帰り用といった運用形態がとれるため、たいへん便利です。

  • 組み込み用途に必要な安心設計

    Windows Embedded Standardインストールモデルでは、OSのEWF機能※1を使用することが可能です。EWF機能でCFastカードへの不要な書き込みを禁止することでCFastカードの書き込み回数制限の不安を解消します。また意図しないシステムの改変を防止することもできるなど、組み込み用途に必要な安心設計に配慮しています。

  • 10.8 - 31.2VDCのワイドレンジ電源に対応

    10.8 - 31.2VDCのワイドレンジ電源に対応しており、さまざまな電源環境で使用可能です。別売のACアダプタにより100VACの電源環境でも使用できます。

  • ※1
    EWF(Enhanced Write Filter)とは、Windows Embedded Standard特有の機能で、ディスクへの書き込みをRAMなどにリダイレクトして、実際のディスクへの書き込みを抑止して保護する機能です。

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