Low Profile対応 フォトカプラ絶縁デジタル入出力ボード 新発売 省スペースPCの計測制御システムへの活用、産業機器の小型化に貢献
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株式会社コンテック(東京証券取引所第二部 証券コード:6639)は、パソコン用拡張ボードの新製品として、省スペースPCにデジタル信号の入出力機能を増設可能なLow Profile規格準拠のPCI Express拡張ボード(2種類)を開発、2015年10月16日より発売を開始します。
左:DIO-1616L-LPE 右:DIO-1616B-LPE
製造装置や検査装置などの産業機器は、多機能化が進む一方で、小型化のニーズが高まっており、コントローラとして省スペースPCを検討されるケースが年々増加しています。コンテックは、装置の小型化や省エネ、PCIバスからPCI Expressバスへの移行などのご要望にお応えして、ロープロファイル規格に準拠したPCI Expressボードのラインアップを拡充していきます。
DIO-1616L-LPE は、12~24VDC回路に対応したフォトカプラ絶縁入力16点とフォトカプラ絶縁オープンコレクタ出力16点のインターフェイスを搭載しています。入力にはチャタリングなどによる信号ON/OFFの誤認識を抑制するデジタルフィルタ機能を搭載、出力にはサージ電圧保護・過電流保護回路を内蔵しています。
DIO-1616B-LPEは、DIO-1616L-LPE の機能に加え、入出力回路を駆動するための12VDC電源を内蔵したタイプです。外部に直流電源が用意できない場合に便利です。
それぞれ、PCIバス対応の従来製品 PIO-16/16L(LPCI)H [発売中]、PIO-16/16B(LPCI)H [発売中] との互換性を重視した製品で、入出力信号接続用コネクタの形状/信号配置を共通とし、同一のケーブル/アクセサリ製品を使用することができます。また、ソフトウェアについても同一のAPI(アプリケーション プログラム インターフェイス)が使用できますので、ユーザープログラムを変更することなく、PCIからPCI Expressを使用したシステムへスムーズに移行することができます。
共通の特長
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フォトカプラ絶縁入力(電流シンク出力対応)、フォトカプラ絶縁オープンコレクタ出力(電流シンクタイプ)
応答速度200µsecのフォトカプラ絶縁入力(電流シンク出力対応)16点、フォトカプラ絶縁オープンコレクタ出力(電流シンクタイプ)16点を搭載しています。16点単位のコモン構成のため、コモンごとに異なる外部電源に対応できます。駆動電圧は、入出力共に12~24VDCに対応しています。
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フォトカプラによるバス絶縁
フォトカプラにより、PCI Expressバス(パソコン)と入出力インターフェイスは絶縁されているため、耐ノイズ性に優れています。
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入力信号のすべてを割り込み入力として使用可能
入力信号のすべてを割り込み要求信号として使用でき、ビット単位で割り込み禁止/許可および割り込みエッジの選択が可能です。
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ノイズやチャタリングによる入力信号の誤認識を防止するデジタルフィルタ機能搭載
入力信号のノイズやチャタリングを防止することができるデジタルフィルタを備えています。すべての入力端子にデジタルフィルタをかけることができ、設定はソフトウェアで行えます。
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出力回路にサージ電圧保護のツェナーダイオード、過電流保護回路を内蔵
出力回路には、サージ電圧からの保護のためツェナーダイオードが接続されています。また、過電流保護回路を、出力8点単位で取り付けています。出力定格は、1点当たり最大35VDC、100mAです。
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Windows/Linuxに対応したドライバライブラリを添付
添付のドライバライブラリAPI-PAC(W32)を使用することで、Windows/Linuxの各アプリケーションが作成できます。また、ハードウェアの動作確認ができる診断プログラムも提供しています。
DIO-1616B-LPEの特長
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