海外安全規格に対応、厚み29mmのファンレス・スリットレス組み込み用PC「ボックスコンピュータ® BX-956Sシリーズ」新発売
日本
プレスリリースの記載内容は、発表日現在のものです。ご覧いただいた時点において、販売状況/価格/仕様などが予告なく変更されている場合があります。あらかじめご了承ください。
株式会社コンテック(東京証券取引所第二部 証券コード6639)は、海外安全規格のUL認証/CEマーキングに対応したファンレス・スリットレスで厚み29mmの薄型組み込み用コンピュータを開発、ボックスコンピュータ® BX-956Sシリーズとして2016年9月20日より販売を開始します。
ボックスコンピュータ® BX-956S
新製品「ボックスコンピュータ BX-956Sシリーズ(以下、BX-956Sシリーズ)」は、筐体内に埃(ホコリ)が侵入しにくいスリットレス・ファンレスで、わずかな隙間に設置可能な厚み29mmを実現した組み込み用PCです。コンパクト・スリム筐体にCFastカードスロット×2、DVI-I×1、1000BASE-T×2、USB3.0×1、USB2.0×5、シリアル(RS-232C)×2、DIO×1の多彩な拡張インターフェイスを装備、製造・検査装置への組み込み、デジタルサイネージ、セキュリティ、遠隔監視システムなど、様々な分野におけるIoTエッジコントローラとして、システムの信頼性向上・小型化・コスト削減に貢献いたします。
BX-956Sシリーズは、海外展開に適した組み込み用コンピュータです。安全規格のCEマーキングに適合、UL(米国保険業者安全試験所)認証を取得済、OSについても日本語/英語/中国語/韓国語の4言語に対応した組み込みOS「Windows Embedded Standard 7」を採用しています。
ボックスコンピュータ BX-956Sシリーズの主な特長
- ランニングコスト削減と省エネルギー化に貢献
低消費電力プラットフォームのインテル® Atom™ プロセッサ E3845 を採用、十分なパフォーマンスを確保しながら低消費電力を実現しています。
- 安全規格認証に対応した設計
本製品は従来製品同様VCCI、FCC、CEの安全規格に対応した設計を行っていることに加え、欧米向けUL規格を取得しており製品の安全性が証明されています。
- 保守点検業務を軽減するスリットレス・ファンレス設計
放熱スリット、CPUファンを廃し、ストレージにCFastカードを採用した完全スピンドルレス設計です。ホコリや異物が侵入しにくく、また経年劣化する部品の使用を極力抑えることで保守点検業務の負担を大幅に軽減します。
- 運用を省力化するリモート電源管理機能
ネットワーク経由による外部からのシステムアップ(Wake On LAN)、モデム受信によるシステムアップ(Power On by Ring)をサポート。運用面で大幅な省力化が図れます。
- 周辺機器を自在に拡張。ツインCFastカードスロット他の豊富なインターフェイスを装備
DVI-I×1、1000BASE-T×2、USB3.0×1、USB2.0×5、シリアル(RS-232C)×2、DIO×1などの拡張インターフェイスを搭載。CFastカードスロットを2スロット搭載しておりOSとデータの分離が可能で一方をシステム起動用、もう一方をメンテナンス用やシステムログ/収集したデータの持ち帰り用といった運用形態がとれるため、たいへん便利です。
- ケーブル抜けによるトラブルを回避する抜け防止金具や固定クランプを用意
USB抜け防止金具、ケーブル固定クランプにより、USBケーブルなどのロック機構がないコネクタの抜け防止やカード抜け防止用金具の装備によりCFastカードの抜け防止をすることができ、不要なトラブルを回避できます。
- 組み込み用途に必要な安心設計
Windows® Embedded Standardプリインストールモデルでは、OSのEWF機能※を使用することが可能です。EWF機能で記憶装置への不要な書き込みを禁止することで記憶装置の書き込み回数制限の不安を解消、また意図しないシステムの改変を防止することもできるなど、組み込み用途に必要な安心設計に配慮しています。
- 10.8-31.2VDCのワイドレンジ電源に対応
10.8-31.2VDCのワイドレンジ電源に対応しており、さまざまな電源環境で使用可能です。別売のACアダプタにより100-240VACの電源環境でも使用できます。
関連リンク
- 報道関係者様お問い合わせ先営業本部 販売促進グループ
TEL
FAX
03-5418-5968
お問い合わせフォーム
※
ボックスコンピュータ、BOX-PC、BOXPC は、株式会社コンテックの登録商標です。
※
記載の会社名、製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。
※
記事に住所を記載いただきます場合は、本社住所の記載をお願いします。
ニュースリリース一覧