2022/04/19日本
プレスリリースの記載内容は、発表日現在のものです。ご覧いただいた時点において、販売状況/価格/仕様などが予告なく変更されている場合があります。あらかじめご了承ください。
株式会社コンテック (本社:大阪市西淀川区、代表取締役社長:井狩 彰 以下、コンテック) は、設備の遠隔監視に必要なハードウェア・ソフトウェアをワンストップで提供、簡単導入をコンセプトとしたクラウド型設備監視ソフトウェアサービス「FacilityView (ファシリティ・ビュー) for PLC」を2022年4月より販売開始いたします。
FacilityView for PLC ダッシュボード画面
専用IoTゲートウェイ
「FacilityView for PLC」は、工場やインフラ設備で稼働しているPLCに専用IoTゲートウェイ機器 (別売) を接続、収集したデータを可視化、蓄積、通知する機能サービスをインターネット経由で提供するクラウド型ソフトウェアサービス (SaaS) です。初期投資が不要で、お客様によるサーバ運用保守、通信回線の管理を不要とした通信費用込みのサブスクリプションサービス (年額料金制) です。 IoTゲートウェイ機器 (別売) は、FA制御機器としてIDEC株式会社 (以下、IDEC) と共同開発した耐環境性・信頼性に優れた製品です。LTE通信機能を搭載しており、予め通信SIMを内蔵 (キッティング済) していますので、現場のPLCに接続するだけですぐに運用を開始することができます。
本サービスは、PLCメーカIDECの開発ノウハウとコンテックのクラウド運用ノウハウとが融合、簡単導入・簡単運用をコンセプトに開発したソリューションパッケージで、IDECからも「LTE通信型クラウドデータロガー『SG1A形』」の名称でサービス展開されます。
コンテックは、他のセンサ (Things) に対応した設備監視パッケージを「FacilityView」シリーズとして展開を予定しています。また、「FacilityView」のIoTプラットフォームをサービスとしてOEM提供することを予定しています。
今回の発表について、IDEC株式会社 製品戦略本部 オートメーション事業戦略部 部長 松本 博貴 氏より以下のコメントをいただいています。
IDECでは人と機械の最適環境を創造するために、クラウドシステム開発において実績のあるCONTEC様と協力し、設備・装置のIoT化による、お客様のDXを支えるための新しいソリューションとして、本製品を広く提供する事によって、お客様のビジネス変革に貢献できるよう努めてまいります。
導入時からすぐに利用できる各種機能をクラウドサービスとして利用可能です。大規模なサーバ設備やデータ保護するためのセキュリティ対策など必要ありません。
収集した情報をダッシュボードとして表示できます。設備単位や機能単位など、監視が必要な情報を任意に構成して効率よく施設の監視を行うことが可能です。
情報を時系列でグラフ表示可能です。日・月・年などのグラフ表示/過去データとの比較など簡単に実現できます
設置した端末位置を地図上で管理可能、施設の異変なども地図上で表示可能です。
CONPROSYSシリーズで高評価を頂いているHMI機能をサポート。施設の状態をグラフィカルに表示可能です。
クラウド画面の操作により施設側のPLCへ情報を出力可能です。緊急時の対応指示や施設側での制御機能への制御条件として利用することができます。
クラウドサービス側の設定によりゲートウェイ端末のファームウェアの更新が可能です。更新タイミングは各端末ごとにスケジューリングをすることができるので、施設運営への影響を最小限にできます。
「FacilityView for PLC」専用のIoTゲートウェイ機器 (型式: FV-MG100) を提供します。PLCからModbus-TCPまたはMCプロトコルを利用してデータ収集が可能です。データ収集に必要な設定は、全てクラウドサービス側で設定することができるので、LANケーブルでPLCと接続すれば簡単に情報収集を始めることができます。IoTゲートウェイ機器はLTE通信機能を搭載しており、予め通信SIMを内蔵 (キッティング済) で提供するため、通信回線を別途用意する必要はありません。
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