概要・特長
本製品は、絶縁型RS-422A/485、絶縁型デジタル入出力、絶縁型カウンタ入力、チャネル間絶縁のアナログ入力、RS-232C、 LANインターフェイス、920MHz帯通信モジュールを備えたM2Mコントローラです。
ARM® Cortex®-A8プロセッサ(600MHz)、オンボードの512MB DDR3-SDRAMシステムメモリを搭載し、起動デバイスに、オンボードのNOR-FLASHを採用しています。
また本製品は、開発から運用のすべてをWebブラウザのオペレーションで実現します。I/O情報のWebモニタリングやI/O情報に基づくアラーム処理、タスク分岐などの機能を搭載、クラウドシステムを低コスト、短時間で構築することができます。
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920MHz帯通信機能
- 本製品は、920MHz帯の無線通信機能を搭載しており、親機/子機として使用できます。子機はデータを親機に送り、親機はLANを経由してクラウドサーバーに、収集した複数台の子機のデータをアップロードすることが可能です。また、子機はホップで遠くの親機にデータを送ることが可能です。
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RS-422A/485シリアル通信およびRS-232Cシリアル通信、最高115,200bpsに対応
- RS-422A/485準拠のシリアルポートを1チャネルおよびRS-232C準拠のシリアルポートを1チャネル搭載しており、110 - 115,200bpsまでのボーレートの設定が可能です。
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フォトカプラ絶縁入力、半導体リレー出力、カウンタ入力
- フォトカプラ絶縁入力(電流シンク出力対応)を4点、半導体リレー出力を2点搭載しています。
アップカウントのカウンタ入力を2ch搭載しています。 ※デジタル入力4点の内、2点をカウンタ入力に割り当て可能
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簡易ルータ機能
- 簡易的なルーティング機能を搭載。DHCPサーバー、スタティックルーティング、ポートフォワーディング、IPフィルタを使用することが可能です。
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Webモニタリング、Webタスクスクリプト
- Webサーバー機能を搭載し、離れた場所のパソコンからWebブラウザでI/O情報の監視と更新が行えます。監視画面は標準のGUIパーツ(グラフィック、スライダ、ボタンなど)を自由にレイアウトすることができます。監視レイアウト、I/O情報との関連付けなど、すべてのオペレーションがWebプラウザの操作のみで完了します。
演算、条件分岐、データ出力などのアイコンを組合せて、実行処理やそのプロセスをフローチャートに書くイメージで記述することができます。すべてのオペレーションがWebブラウザの操作のみで完了します。
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Ethernet Hub機能搭載
- 本製品をEthernet Hubとして使用することでデイジーチェーン接続ができます。
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