概要・特長
本製品は、パソコンのUSBポートをIEEE-488 準拠のGPIB通信ポートへ変換するマイクロコンバータです。同梱のUSBケーブル(1.8m)により、GPIBケーブルを使用せずに各種機器のGPIBインターフェイスに直接接続できます。また、バスパワーで動作可能なため、シンプルでコンパクトなGPIB通信システムが構築可能です。Windows/LabVIEWに対応したデバイスドライバを用意しています。
-
IEEE-488.1/488.2準拠のGPIB通信、最大1.5Mbyte/sec で通信可能
- IEEE-488.1/488.2 規格準拠の各種機器と最大1.5Mbyte/secの転送速度で通信が行えます。マスタ(コントローラ)およびスレーブの設定が可能です。
-
バスマスタ転送機能搭載
- バスマスタ転送により、CPUに負荷をかけることなくパソコンとボード間に大容 量のデータを転送することができます。
-
送信2Kbyte 受信2Kbyte のFIFO を搭載
- データ送信・受信用に各2Kbyte のFIFOを搭載しており、少量から大容量のデ ータを高速に通信できます。インターフェイスメッセージにおいてもFIFOを使 用して、高速で送信することができます。
-
自社開発で安定供給が可能な高速GPIBコントローラを搭載
- 自社開発の高速GPIBコントローラ(μPD7210 レジスタ互換)を搭載しているため、安定供給が可能です。
-
SPASイベント機能搭載(スレーブ時)
- 従来のGPIBコントローラ(μPD7210)の機能に加えてシリアルポールされた時のイベント(SPAS)を搭載しています。これにより自由度の高いシステム構築が可能です。
-
Windows/LabVIEWに対応したサポートソフトウェアを提供
- 当社Web サイトで提供するサポートソフトウェアを使用することで、Windows/LabVIEWの各アプリケーションが作成できます。また、ハードウェアの動作確認や、接続機器との簡単な通信テストができる診断プログラムも提供しています