概要・特長
SMC-2P(PCI)は、ステッピングモータおよび(パルス列入力方式の)サーボモータの位置決めを行うコントロールボードです。コントローラの制御対象はモータメーカ各社から提供されるモータドライバユニットです。Windowsからモーションコントロールボードの豊富な機能を簡単に取り扱うためのドライバも用意しております。半導体製造装置、検査装置、多軸ロボットまたはX-Yロボットのような幅広い用途でご利用いただけます。
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より早いセットアップが可能、各種Windows版ユーティリティを用意
- より早くセットアップができます:環境設定に費やす時間を短縮する各種Windows版ユーティリティをご用意しています。ウィザード形式の初期値設定ユーティリティでボードのセットアップが簡単に行えます。診断ユーティリティで配線の確認が簡単に行えます。
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幅広い用途で使用可能
- 簡単な検査装置から、複雑なロボット制御までお客様の用途に応じて幅広くご使用いただけます。ご使用モータに関してはステッピングモータおよび(パルス列入力方式の)サーボモータをご利用いただけます。
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高速な位置決め制御が可能
- 速度、加減速レートおよび目標位置などの一回の位置決めに必要な情報を1フレームとして、最大1000フレームまで記憶させておくことができます。また、1フレーム終了から次フレーム開始の制御はすべてボード上で行うため、複雑な連続位置決め動作でもパソコンのCPUに負担をかけることなく高速に動作させることが可能です(次動作切り替え時のアイドリング時間は1μsec以内)。
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多軸(最大64軸)の同期制御が可能
- 多軸(最大64軸)の同期制御が可能です。同期制御としては、グループ同時開始制御、グループ同時停止制御、多軸連続PTP制御および直線補間制御が可能です。この機能により、お客様の多軸システムをより正確かつ高速に動作させることができます。