概要・特長
本製品は、デジタル信号(12 - 24VDC)の入出力を行う、PCI Expressバス準拠のインターフェイスボードです。 1枚で最大32点の入力と最大32点の出力ができます。 出力トランジスタの保護回路(サージ電圧、過電流)を内蔵しています。ドライバライブラリ[API-PAC(W32)]を使用することで、Visual BasicやVisual C++などのWin32API関数をサポートしている各種プログラミング言語で、Windows用のアプリケーションソフトウェアを作成することができます。
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フォトカプラ絶縁入力(電流シンク出力対応)、フォトカプラ絶縁オープンコレクタ出力(電流シンクタイプ)
- DIO-3232L-PEは、応答速度200μsecのフォトカプラ絶縁入力(電流シンク出力対応)32点、フォトカプラ絶縁オープンコレクタ出力(電流シンクタイプ)32点を搭載しています。16 点単位のコモン構成のため、コモンごとに異なる外部電源に対応できます。駆動電圧は、入出力共に12 - 24VDCに対応しています。
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フォトカプラによるバス絶縁
- フォトカプラにより、PCI Express バス(パソコン)と入出力インターフェイスは絶縁されているため、耐ノイズ性に優れています。
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入力信号のすべてを割り込み要求信号として使用可能
- 入力信号の全点を割り込み入力として使用可能。 また、ビット単位で割り込み禁止/許可および割り込みエッジ選択が可能。
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Windows/Linuxに対応したドライバライブラリを用意
- ノイズやチャタリングによる入力信号の誤認識を防止することができるデジタルフィルタを備えています。すべての入力端子にデジタルフィルタを使用することができ、設定はソフトウェアで行えます。
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出力回路にサージ電圧保護のツェナーダイオード、過電流保護回路を内蔵
- 出力回路にサージ電圧保護のツェナーダイオード、過電流保護回路を内蔵。出力信号の定格は、1点当たり最大35VDC、100mA。
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PCI対応ボードPIO-32/32L(PCI)Hシリーズと機能、コネクタ互換
- PCI対応ボードPIO-32/32L(PCI)Hと同様の機能を搭載。 コネクタ形状および信号配置はPIO-32/32L(PCI)Hと互換。