概要・特長
本製品はバスマスタ転送をサポートし、外部装置とデジタル信号の入出力を行うPCI Expressバス対応ボードです。非絶縁LVTTLレベル(動作電圧3.3VDC)入出力32点を搭載し、16点単位で入力/出力の選択が可能です。バスマスタ転送により大容量データを最大20MHzの転送速度で高速サンプリングしたり、任意のデジタルパターンを高速出力するパターンジェネレータとして使用できます。Windows/Linuxドライバを添付しています。
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非絶縁 LVTTL レベル入出力 32 点搭載(入力 32 点/入出力各 16 点/出力 32 点を選択可能)
- 応答速度50nsecの非絶縁LVTTLレベル(動作電圧3.3VDC、正論理)入出力32点を搭載し、入力32点/入力出力各16点/出力32点のいずれかの設定で使用できます。入出力点数のほかに、サンプリング(入力)/ジェネレーティング(出力)を開始・停止を制御できるコントロール信号(クロック、スタート、ストップとハンドシェイク信号(REQ、ACK))があります。
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バスマスタ転送により、最大 20MHz のサンプリングまたはジェネレーティングが可能
- バスマスタ転送により、CPUに負荷をかけることなく大容量データを最大20MHzの転送速度でサンプリング(入力)またはジェネレーティング(出力)ができます。サンプリング/ジェネレーティングは、それぞれ独立した2チャネルのバスマスタ転送機能ブロックを持っているため、16点のサンプリングを行いながら、16点のジェネレーティングを行うことも可能です。
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同期制御コネクタを使用し、ボード複数枚での同時入力/出力が可能
- 最大16枚のボードを同期運転させることができる同期制御コネクタを搭載しており、同期制御コネクタを搭載した当社製ボードとの同期動作も簡単に実現できます。
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汎用入出力使用時、最大 4 点の入力信号を割り込み要求信号として使用可能
- 汎用入出力使用時、最大4点の入力信号を割り込み要求信号として使用でき、ビットごとに割り込み禁止/許可の選択が可能です。
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Windows/Linux に対応したドライバライブラリを添付
- 添付のドライバライブラリAPI-PAC(W32)を使用することで、Windows/Linuxの各アプリケーションが作成できます。また、ハードウェアの動作確認ができる診断プログラムも提供しています。