概要・特長
デジタル信号(12 - 24VDC)の入出力を行う、PCI Expressバス準拠のインターフェイスボードです。フォトカプラ絶縁入力(電流シンク出力対応)64点とフォトカプラ絶縁オープンコレクタ出力(電流シンクタイプ)64点を搭載しており、入力信号のうち16点を割り込みとして使用できます。その他、入力信号の誤認識を防止するデジタルフィルタ機能を搭載しています。Windows/Linux版ドライバライブラリを用意しており、当社ハードウェアの特色を活かしたアプリケーションが作成できます。
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フォトカプラ絶縁入力(電流シンク出力対応)、フォトカプラ絶縁オープンコレクタ出力(電流シンクタイプ)
- 1枚のボードに応答速度200μsecのフォトカプラ絶縁入力(電流シンク出力対応)64点、フォトカプラ絶縁オープンコレクタ出力(電流シンクタイプ)64点を搭載しています。16点単位のコモン構成のため、コモンごとに異なる外部電源に対応できます。駆動電圧は、入出力共に12 - 24VDCに対応しています。
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フォトカプラによるバス絶縁
- フォトカプラにより、PCI Expressバス(パソコン)と入出力インターフェイスは絶縁されているため、耐ノイズ性に優れています。
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入力信号のうち 16 点を割り込み要求信号として使用可能
- 入力信号のうち16点を割り込み要求信号として使用でき、ビット単位で割り込み禁止/許可および割り込みエッジの選択が可能です。
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Windows/Linux に対応したドライバライブラリを用意
- ドライバライブラリAPI-PAC(W32)を使用することで、Windows/Linuxの各アプリケーションが作成できます。また、ハードウェアの動作確認ができる診断プログラムも提供しています。
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ノイズやチャタリングによる入力信号の誤認識を防止するデジタルフィルタ機能搭載
- 入力信号のノイズやチャタリングによる入力信号の誤認識を防止することができるデジタルフィルタを備えています。すべての入力端子にデジタルフィルタを使用することができ、設定はソフトウェアで行えます。
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出力回路にサージ電圧保護のツェナーダイオード、過電流保護のポリスイッチを内蔵
- 出力回路には、サージ電圧からの保護のためツェナーダイオードが接続されています。また、過電流保護のためのポリスイッチが、出力8点単位で取り付けています。出力定格は、1点当たり最大35VDC、100mAです。