概要・特長
本製品は、パソコンのUSBポートからアナログ信号の出力機能を拡張するUSB2.0対応のアナログ出力ユニットです。
設置場所を選ばないコンパクト設計(188.0(W)×78.0(D)×30.5(H)mm)で、床面や壁面への設置およびDINレール取り付け金具により盤内や装置内への設置が容易に行えます。
AO-1604VIN-USBは、4chの16bitアナログ出力とデジタル入出力(各4点)を搭載し、これら機能とパソコン間を絶縁したタイプです。アナログ出力レンジは電圧出力±10Vに対応しています。
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高精度アナログ出力(電圧出力)4ch, デジタル入出力各4点搭載
- アナログ出力(10μsec, 16bit, 4ch)、デジタル入出力(入力:TTLレベル4点、出力:オープンコレクタ4点)を搭載しています。アナログ出力は、電圧出力バイポーラ±10Vに対応しています。
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FIFO形式で使用できるバッファメモリを搭載
- FIFO形式として使用できるバッファメモリ(8kデータ)をハードウェアに搭載しています。ソフトウェアやパソコンの動作状況に依存しない、バックグランドでのアナログ出力を行うことが可能です。
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各種トリガ条件、クロックによるサンプリングが可能
- サンプリングの開始・終了は、ソフトウェア、外部(外部から入力した制御信号のタイミング)の各種トリガにより行えます。
サンプリング周期は、内部クロック(ユニットに搭載されている高精度タイマ)、外部クロック(外部から入力した制御信号)から選択できます。
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ソフトウェアによる校正機能を搭載
- アナログ出力の校正は、すべてソフトウェアで行えます。出荷時の調整情報とは別に、使用環境に応じた調整情報の記憶ができます。
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デジタルアイソレータによるバス絶縁
- デジタルアイソレータによりアナログ入力およびデジタル入出力とパソコン本体を絶縁しているため、パソコン本体への耐ノイズ性を向上させています。
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設置場所を選ばないコンパクト設計(188.0(W)×78.0(D)×30.5(H))
- 188.0(W)×78.0(D)×30.5(H)というコンパクト設計で設置場所を選びません。