概要・特長
本製品は、Windows PCのUSBポートに添付USBケーブル(USB 3.2 Gen1 Type-A → Type-C)を接続して使用する小型のモジュール式USB I/Oユニットです。EthernetベースのリモートI/O「CONPROSYSⓇ nanoシリーズ (発売中)」の多彩で低価格な信号入出力用I/Oモジュールが4枚まで使用できます。
1つのエンドポイントに異なる操作回路やセンサがあり全体のI/O点数が少ない場合、正味の信号入出力点数のI/Oモジュールを組み合わせてI/Oユニットを構成できるため、従来のUSB I/O ユニットに比べてコストを抑えることができます。
本製品は、Windows PCからUSBケーブルで電源供給が可能です。消費電力がUSBバスパワーで供給可能な電力を超える場合にはLEDの点滅でお知らせする安全設計です。
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柔軟なモジュール式で無駄なくユニットを構成
- CONPROSYS® nano シリーズの多彩で低価格なI/Oモジュール(デジタル、アナログ、リレー、カウンタなど)を最大4枚まで増設することができます。工具などを用いることなく、I/Oモジュールを容易に取り外すことができます。
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USBバスパワー駆動によりACアダプタが不要
- ユニットのUSB Type-Cポートは、最大15Wまでの大容量USB受電に対応します。
Windows PC のUSB2.0 Type-Aポート接続の場合には2.5W(5V 500mA)、USB3.0 Type-Aポート接続では4.5W、USB Type-Cポート接続の場合は、市販のUSBケーブル(Type-C → Type-C)を利用することで最大15Wの電力供給を受けることができます。
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USB電力不足判定機能による誤動作防止
- ユニットの消費電力が、接続しているUSBポートの供給電力を超える場合に、ERR LEDの点滅で警告し、
ユニットの起動を停止するUSB電力不足判定機能を備えています。動作中のUSB供給電力不足による誤動作を防止するとともに、接続しているUSBポートからの仕様以上の電流を引き出す過電流を防止します。
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コンパクト設計
- 110mm(W) × 74.8mm (D) × 95mm (H)というコンパクト設計で設置場所を選びません。DINレールへワンタッチでの取り付けも可能です。
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Windows版ドライバソフトウェアに対応
- API関数(DLL)形式で提供するWindows版ドライバソフトウェアを使用したアプリケーションが作成できます。さらに、診断プログラムを提供していますので、ソフトウェア、ハードウェアが正常に動作しているか容易に確認ができます。人気のプログラミング言語Pythonにも対応しています。