GW1-ETH-WQ-EU サブギガ帯無線イーサネットゲートウェイ(EU専用)

  • 標準保証1年
  • 伝送距離に優れたサブギガ帯 *1無線に対応
  • 高い信頼性のマルチホップ通信
  • Modbus TCP Slaveに対応
  • 幅広い温度環境に対応
  • Windows版 ドライバライブラリAPI-PAC(W32)
  • DINレールへの設置が可能

概要・特長

本製品は、イーサネットをサブギガ帯域の無線に変換するイーサネットゲートウェイです。
ワイヤレスI/Oシリーズのターミナル(子機)からのデータをイーサネット経由でパソコンに送受信できます。本製品は、障害物に強く長距離通信が可能なサブギガ帯の無線を採用し、かつ、マルチホップに対応しているため、広範囲に点在する機器の遠隔監視・制御などに適しています。
組み合わせるターミナルに合ったドライバライブラリを使用することで、各種プログラミング言語に対応したAPI関数を用いて、アプリケーションを作成することができます。
また、Modbus TCP Slaveに対応しています。Modbusマスター機能を持つ上位通信機器からのデータ収集や制御を行うことができます。
※本製品は、必ずワイヤレスI/Oシリーズのターミナル(子機)と組み合わせてご使用ください。
※ドライバライブラリは、当社ホームページよりダウンロードしてください。
※GW1-ETH-WQ-EUは、EU加盟国でのみご利用いただけます。

  • 伝送距離に優れたサブギガ帯 *1無線に対応
    • 本製品は、イーサネット(有線LAN)通信をサブギガ帯の無線に変換します。
      サブギガ帯は、電波の回り込み特性がよく、障害物があっても伝送距離(約1km)を伸ばすことができ、電波が混在している環境下でも安定した通信が可能です。長距離通信に向いているため施設間の配線工事なしでネットワーク構築が可能です。
      *1 日本国内では、920MHz帯無線を別名サブギガ帯無線と呼ばれています。サブギガ帯無線とは1GHz以下の周波数帯のことを意味しますが、海外では国ごとに使用できる周波数帯が異なっており、アメリカ合衆国では915MHz帯、EU加盟国では868MHz帯となっています。

  • 高い信頼性のマルチホップ通信
    • 無線マルチホップ技術により、通信が遮断されるなどの状況でも通信ルートを自動で変更し、通信を継続、安定することにより、障害に強い無線ネットワークを構築することができます。
  • Modbus TCP Slaveに対応
    • Modbusは、産業分野で広く採用されている通信プロトコルです。Modbusマスター機能を持つ上位通信機器からのデータ収集や制御を行うことができます。
  • 幅広い温度環境に対応
    • -20~+60℃の周囲温度環境に対応しており、さまざまな環境で使用可能です。
  • Windows版 ドライバライブラリAPI-PAC(W32)
    • ターミナルのカテゴリ毎にWin32API関数(DLL)形式のドライバソフトウェアを用意しています。ドライバソフトウェアにはVisualBasicVisualC++などの各種サンプルプログラム、動作確認に便利な診断プログラムが付属しています。

      対応OSや適応言語の詳細・最新情報は、当社ホームページでご確認ください。
  • DINレールへの設置が可能
    • オプションのDINレール取り付けブラケットを使用するとDINレールへの設置ができます。