ガスコージェネレーションシステム遠隔監視

システム概要

ガスコージェネレーションシステムの長時間稼働と発電品質の維持には適切な点検と定期的なメンテナンスを行うことは必要不可欠であった。

ガスエンジンの発電状態や過電流、温度・圧力などの異常を常時監視し、故障や不具合の予兆を事前に検知して保全業務を実施することにより、交換部品や人件費のメンテナンスコストを削減することができる。

また、累積稼働時間を計測し、稼働時間によって計画的に部品交換やメンテナンスを実施することにより、突発的な故障や重大な事故の発生を防ぎ、ガスコージェネレーションシステムの安定稼働が可能となる。

構成イメージ

ガスコージェネレーションシステムを制御・測定しているPLCからModbus TCPにてPLC Gateway (FV-MG100)と接続することにより、発電状態や設備の異常データを収集し、FacilityViewクラウドサービスに送信してデータの蓄積、状態監視を行います。

導入のメリット・効果

  • FacilityView®で設備を一括監視

    クラウドサービスFacility Viewにより、遠隔地拠点でも一括して設備を監視可能。設備異常接点信号やアナログ計測値に閾値を設け、異常検知時に担当者に異常メールを送信。

  • 予知保全

    計測したデータにしきい値を設け、設備の故障・不具合の予兆を検知したタイミングで担当者にメールで通知。保全業務を行うことにより、人件費・部品交換費のコスト削減が可能。

  • 定期点検の通知

    計測した稼働時間にしきい値を設け、定期的な点検時期をメールにて担当者に通知。

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