手のひらサイズのDINレール設置型PC、ボックスコンピュータ®BX300新発売
日本
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マイクロコントローラ CPU-SB30の後継機として、新機能を搭載しエネルギー効率を向上させた新シリーズ
株式会社コンテック(東京証券取引所第二部 証券コード:6639)は、DINレール設置対応の小型組み込み用PC「マイクロコントローラ CPU-SB30」の後継機として、新機能を搭載し、省電力CPUのIntel® Atom™プロセッサZ530Pを採用することでエネルギー効率を向上させた新製品を開発、「ボックスコンピュータ® BX300シリーズ」として2月1日(予定)より発売を開始します。
ボックスコンピュータ BX300シリーズ
新製品は、35mm DINレールに設置可能な手のひらサイズの小型組み込み用パソコンです。ファンモータを使わないヒートシンクによる放熱とストレージデバイスにソリッドステートドライブ(CFカード)を採用するなど、保守点検業務を軽減する完全スピンドルレス設計です。
新製品は、従来機「マイクロコントローラ CPU-SB30」からのシステムリプレースのニーズにお応えする後継製品です。外形を同一寸法とし、拡張インターフェイスについてもLAN×2、USB2.0×4、RS-232C×2の構成をそのまま踏襲しています。また、F&eITシリーズのデバイスモジュールを最大8台までスタック接続することができますので、従来機と同様にデジタル入出力、アナログ入出力、カウンタ、GPIB通信の機能拡張が自在に行えます。
新製品は、CPUにインテル Atom プロセッサ Z530P、チップセットにUS15WPを採用することで、従来機から大幅にエネルギー効率を向上させています。また、新機能として、PCI/PCI Express拡張ボード用増設ボックスとケーブル接続できる外部拡張コネクタを新たに装備しました。同時発売のDINレール設置対応4スロット拡張シャーシ[ECH-PCI-CE-H4D]などと組み合わせることで、デスクトップPC用の拡張ボードを使用することが可能になりました。
ボックスコンピュータ BX300の主な特長
- ランニングコスト削減と省エネルギー化に貢献
従来製品CPU-SB30シリーズの基本機能を踏襲するとともにCPUに低消費電力プラットフォームのインテル® Atom™ プロセッサZ530P、US15WPチップセットを採用、十分なパフォーマンスを確保しながら一層の低消費電力化と高速化を実現しています。
- 装置の小型化に貢献。小型(94.0(W)×120.0(D)×74.7(H))サイズにパソコン機能と拡張性を凝縮
小型な筐体にVGA、USB2.0×4、RS-232C×2、1000BASE-T×2、Audio、F&eIT I/F(F&eITシリーズのデバイスモジュール用)など多彩なインターフェイスを装備し、周辺機器を自在に拡張できます。その他、外部拡張シャーシが接続可能なPCIeコネクタを装備しており、DINレールに装着できるPCI Express Cable方式の拡張シャーシ[ECH-PCI-CE-H4D]を接続すると最大4枚のPCIボードが増設できます。また、従来製品CPU-SB30シリーズ同一寸法の為、既存システムへの置き換えが可能です。
- 保守点検業務を軽減するファンレス設計
CPUファンを廃し、ストレージにCFカードを採用した完全スピンドルレス設計です。経年劣化する部品の使用を極力抑えて保守点検業務の負担を大幅に軽減します。
- F&eITシリーズの計測/制御/通信デバイスのコントローラとして使用可能
F&eITシリーズの計測/制御/通信デバイスのコントローラとして使用可能です。計測/制御/通信デバイスとして、デジタル入出力、アナログ入出力、シリアル通信などのデバイスモジュールが最大8台まで接続できます。
- 10.8から31.2VDCのワイドレンジ電源に対応
10.8から31.2VDCのワイドレンジ電源に対応しており、さまざまな電源環境で使用可能です。
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