2016/04/26日本
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株式会社コンテック(東京証券取引所第二部 証券コード6639)は、このたび、IoT時代を拓く総合ソリューションブランド「CONPROSYS」から、各社PLCの内部データを最大10系統まで収集可能なマルチベンダー対応のPLCデータ収集装置「M2M Gateway for PLC」を6月1日から発売開始することを発表します。
3G対応コンパクトタイプ CPS-MG341G-ADSC1-111
LAN対応コンパクトタイプ CPS-MG341-ADSC1-111
近年の製造業は、自社のプレゼンスを強化する取り組みとして、IoTを活用したモノづくりの革新が求められています。需要変動への対応、稼働率や品質の向上、コスト削減など、製造工場全体の最適化に向けて、データを取得・蓄積し活用する仕組みが必要になっています。しかしながら、工場の設備機器は導入時期や工程によって異なり、その設備機器を制御するPLCについてもメーカーやモデルが様々です。すべての設備機器からデータを収集するには、各社各様の部分を吸収する必要があり、多大なコストがかかっていました。
こうした課題を解決するため、コンテックは、各社PLCの他、各社Modbus機器に対応したデータ収集装置「M2M Gateway for PLC」を開発いたしました。
PLC制御の設備では新製品の「M2M Gateway for PLC」でデータ収集し、PLC制御されていない設備ではセンサー入力に対応した「M2Mコントローラ(発売中)」でデータ収集することができます。「CONPROSYS」により、さまざまな形態の設備からデータを収集し一元的に管理することが可能となります。
「M2M Gateway for PLC」は、最大10系統のイーサネット/計算機リンクと接続が可能で、メーカーの異なるPLCを同時に接続できるほか、次のさまざまな特長を持っています。
各社PLCに対応、異なるメーカーのPLCを同時接続できます。各社Modbus機器にも対応しています。
最大10系統のイーサネット/計算機リンクとの接続が可能。30台のPLC、合計100個のグループレジスタのデータを収集することができます。Modbusの場合は、1000データまでのマッピングが可能です。
コンテックのクラウドサービス CONPROSYS クラウドデータサービス(CDS)に対応。クラウド上で長期間のデータ蓄積が可能。データの可視化、エクスポートも行います。
Windows PC用のデータ収集ソフトウェアを無料提供。ローカルネットワーク内のWindows PCにインストールして、データを蓄積することができます。
収集したデータをデバイス内で処理することができます。演算、条件分岐、データ出力などのアイコンを組み合わせてフローチャートを書くイメージで実行処理を設定することができます。
なお、新製品「M2M Gateway for PLC」は、第19回 組込みシステム開発技術展(ESEC)(会期:2016年5月11日(水)~13日(金)、会場:東京ビッグサイト)にて、実際にPLCと接続したデモを用意して紹介します。
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