PLC言語でプログラム可能なモジュール式リモートI/Oユニット
「CONPROSYS® nanoシリーズ」 新発売
日本、アジア、北米、ヨーロッパ、アフリカ、中東、オセアニア、中南米
プレスリリースの記載内容は、発表日現在のものです。ご覧いただいた時点において、販売状況/価格/仕様などが予告なく変更されている場合があります。あらかじめご了承ください。
株式会社コンテック (東京証券取引所第二部 証券コード6639、以下コンテック) は、このたび、国際標準規格IEC 61131-3準拠のPLC言語でプログラムが可能でI/Oを自由に組み合わせできるモジュール式のプログラマブル・リモートI/O、また、そのスレーブ機器として機能するリモートI/O製品を開発、IoTソリューションの総合ブランド CONPROSYS® [コンプロシス] ファミリーのサブブランド CONPROSYS® nano [コンプロシス・ナノ] シリーズとして、日本・アジア・北米・欧州を中心にグローバル展開していくことを発表します。

※ 写真は4つのI/Oモジュールを実装した構成例
IoT技術の活用は、実証実験のフェーズから試験運用や部分的導入のフェーズに入り、より一層のコスト低減が求められています。また、将来のマシンラーニングやAI(人口知能)の活用には、より多くの情報が必要で、末端の機器までをリモート制御できる仕組みが必要とされています。CONPROSYS® nanoシリーズは、こうした課題を解決するコストパフォーマンスに優れた製品です。
CONPROSYS nanoシリーズは、PLCエンジンを搭載したプログラマブル・リモートI/O (型式: CPSN-PCB271-S1-041) と、そのスレーブ機器として機能するリモートI/O(型式: CPSN-MCB271-S1-041)の2種類のカプラユニットを用意しています。いずれのカプラユニットも必要なI/Oのモジュールを挿入して構成するモジュール式を採用、エンドポイントごとに必要なI/O点数に合わせて無駄なくフレキシブルに構成することができます。
プログラマブル・リモートI/Oは、PLC言語の国際標準規格 IEC61131-3に準拠したCODESYS(※2)ランタイムを搭載、CODESYSの開発環境で開発したシーケンス制御プログラムの書き込みが可能です。自律コントローラとして機能しつつ、上位からはModbusスレーブ機器として応答するインテリジェント機器として使用できます。
リモートI/Oは、Windows / Linux PC または PLCのスレーブ機器として使用することができます。Windows / Linux(※1) 対応の専用ドライバ(当社Webサイトから無料ダウンロード)でプログラミングが可能です。またModbus通信をサポートしておりModbus対応のPLCのスレーブ機器として使用することもできます。
CONPROSYS® nanoシリーズのラインアップ
カプラユニット
品名 |
型式 |
機能 |
価格 |
|
CPSN-PCB271-S1-041 |
IEC 61131-3準拠プログラミング
Modbus TCPマスタ/スレーブ
4x I/Oモジュール用スロット |
オープン価格
5月末出荷開始 |
|
CPSN-MCB271-S1-041 |
Windows/Linux(※1) ドライバ
Modbus TCPスレーブ
4x I/Oモジュール用スロット |
¥15,800(税別) |
I/Oモジュール
※1
: Linux用ドライバは開発中です。リリース時期は当社Webサイトでご確認ください。
※2
: CODESYS は世界中で広く使用されているIEC 61131-3 準拠のPLCエンジンおよびプログラム開発ツールです。IEC 61131-3 は、IEC (国際電気標準会議)によって策定されたPLCシステムに関する国際規格で、PLCのソフトウェア・アーキテクチャーの基本部分と5種類のプログラミング言語 (LD / FBD / ST / IL / SFC)を定義したものです。日本では、メーカー各社が独自にPLCの機能やプログラム開発ツールを発展させてきたため、PLCの機能やツールの操作性に違いがありますが、最近では IEC 61131-3 プログラミングが主流の海外市場を視野に入れ、IEC 61131-3 に対応していくPLCメーカーも増えてきています。
CONPROSYS® nanoシリーズを活用したシステム構成例

CONPROSYS® nanoシリーズを採用するメリット


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