概要・特長
遠隔地に点在する機器の監視と制御をイーサネットに接続されたパソコンで実現するFeITリモートI/Oシステムの絶縁型デジタル出力ユニットです。既設ネットワークインフラが利用でき、LANケーブルを接続するだけで簡単にシステムが構築できます。設置場所を選ばないコンパクト設計で、床面や壁面への設置およびDINレール取り付け金具により盤内や装置内への設置が容易に行えます。Windowsドライバライブラリを添付。フォトカプラ絶縁オープンコレクタ出力32点を搭載しています。
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フォトカプラ絶縁オープンコレクタ出力搭載
- フォトカプラ絶縁オープンコレクタ出力(電流シンクタイプ)32点を搭載しています。出力定格は、1点当たり最大24VDC 150mAまたは最大48VDC 50mAです。8点単位のコモン構成で、異なる外部電源に対応することができます。LEDインジケータによりデジタル出力の確認ができます。
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フェイルセーフ機能を搭載
- フェイルセーフ機能を搭載しています。LANケーブルの断線など通信異常が発生した場合、ユーザーが設定した特定の信号パターンを出力することで、外部機器への通知が可能です。
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設置場所を選ばないコンパクト設計
- 188.0(W)×78.0(D)×30.5(H)というコンパクト設計で設置場所を選びません。
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5-24VDCのワイドレンジ電源に対応
- 5 - 24VDCのワイドレンジ電源に対応しており、様々な電源環境で使用可能です。また、電源コネクタにFG端子を装備しています。さらに、電源コネクタは抜け防止のため、本体とネジ止めが行えます。
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ネジ止め、マグネット、DINレールなど多彩な設置が可能
- ネジ止め、マグネットゴム足などにより床面/壁面/天井などに設置できます。また、DINレール取り付け機構が本体に標準装備されているので盤内や装置内への設置が容易に行えます。
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Windows に対応したドライバライブラリを添付
- 添付のドライバライブラリを使用することで、Windowsの各アプリケーションが作成できます。ドライバライブラリは、計測制御・通信インターフェイスボードのAPI関数[API-PAC(W32)]との互換性を意識したデザインのため、これらの使用経験があればスムーズにプログラミングできます。ハードウェアの動作確認ができる診断プログラムも提供しています。また、汎用ソケット関数を使用するとUNIXマシンなどWindows以外のOSでも制御することができます。