-
サブギガ帯 920MHz対応 特定小電力無線ワイヤレスIO
サブギガ帯 920MHz対応特定小電力無線 ワイヤレスI/Oシリーズ

コンテックのワイヤレスI/Oシリーズは障害物に強く伝送距離に優れたサブギガ帯920MHz帯無線を採用しています。アナログ信号とデジタル信号を無線でデータ通信するアナログ入力ターミナル(子機)、デジタル入出力ターミナル(子機)と、イーサネットを920MHz帯域の無線に変換するイーサネットゲートウェイ(親機)を用意しています。親機1台に対して最大128台のI/Oターミナル(子機)を接続可能です(理論値)※。ワイヤレスI/Oシリーズはマルチホップに対応しているため、広範囲に点在する機器の遠隔監視・制御などに適しています。
ワイヤレスI/Oシリーズの主な特長
- 高い信頼性のマルチホップ通信
無線マルチホップ技術により、通信が遮断されるなどの状況でも通信ルートを自動で変更し、通信を継続、安定することにより、障害に強い無線ネットワークを構築することができます。

- 伝送距離に優れたサブギガ帯920MHz帯無線に対応
920MHz帯は、電波の回り込み特性がよく、障害物があっても伝送距離(約1km)を伸ばすことができ、電波が混在している環境下でも安定した通信が可能です。長距離通信に向いているため施設間の配線工事なしでネットワーク構築が可能です。
- P2P(Peer-to-Peer)モードに対応
イーサネットゲートウェイ(親機)やPC、PLCを必要とせず、ターミナル(子機)を2台1組で使用することで、お互いのデジタル入力信号を無線で離れた場所に透過出力させることができます(デジタル入出力ターミナルDIO-0404LY-WQ-××のみの機能)。煩わしいプログラミングの必要がなく、簡単な設定のみでデジタル信号の入力を無線で行えます。
- AES暗号化データ通信
AES(Advanced Encryption Standard)は、米国連邦政府によって採用されたブロック暗号化規格で、無線LAN通信の暗号化にも使われる一般的で強固な対称暗号化アルゴリズムです。
- Windows版ドライバライブラリAPI-TOOL for Windows
当社HPよりダウンロードいただけるドライバライブラリAPI-TOOL for Windowsを使用することで、各種プログラミング言語を用いてPC用アプリケーションソフトウェアを作成することができます。ご利用には、ワイヤレスI/Oシリーズイーサネットゲートウェイ(親機)が必要です。
ご使用可能パターン
当社HPよりダウンロードいただけるドライバライブラリAPI-TOOL for Windowsを使用することで、各種プログラミング言語を用いてPC用アプリケーションソフトウェアを作成することができます。
親機にModbus TCPでアクセスすることで、Modbus TCP通信のワイヤレス・リモートI/Oとして制御できます。
2台のデジタル入出力ターミナルを対向させて、信号を透過するモードです。親機やPC/PLCを必要とせず、一方の入力状態をそのままもう一方の出力状態に反映でき、最大1Kmまでの通信が可能です。
活用例
水処理プラントでの導入メリット
- 広いエリアに点在する監視対象に最適
長距離無線通信に優れていることで、広いエリアに点在する監視対象への設置に適しています。
- 高い信頼性でデータロスを防止
マルチホップ通信により、ある子機と親機との間で通信障害が発生しても、ほかの子機を経由して親機と通信を行います。
- 設置場所を選ばない
堅牢で小型のユニットはDINレールの取付やアンテナ延長ケーブル(オプション)で柔軟な設置が可能です。
空港荷物コンベヤ制御システム、敷地が広い工場内の分散信号監視システム、広い倉庫内・保管製品のレイアウトがよく変わる保管製品温度監視システム、無線LAN(2.4GHz無線)電波源が多い環境。920MHz無線通信で通信チャネルが確保できる監視システム、タンク水位監視システム、などでもご利用いただけます。
ラインアップ
海外無線規格対応モデルもご用意
関連リンク