2021/02/02アフリカ、アジア、ヨーロッパ、日本、中東、北米、オセアニア、中南米
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株式会社コンテック (東京証券取引所第二部 証券コード6639) は、OSシャットダウンなしの電源断運用に対応する「電断プロテクト™」機能を搭載、厚み約30mmでA5用紙ほどのサイズを実現したファンレス組み込み用PCを開発、「ボックスコンピュータ® BX-T210 (以下、新製品)」として2021年2月2日より受注を開始いたしました。
ボックスコンピュータ® BX-T210
新製品は、高性能クアッドコアCPUを搭載しながら、厚み30mm約A5用紙ほどの薄型かつ小型サイズで、使用温度範囲 -20 ~ 70°C※1を実現した組み込み用コンピュータです。耐振動性 (5G)・耐衝撃性 (100G) にも優れており、耐環境性が求められる産業機器のコントローラや操作端末として幅広くご利⽤いただけます。 CEマーキング、FCC、VCCI、CCC※2、UL※2の輸出・安全規格に適合していますので、保守用部品として単体輸出が可能です。
通常Windows OSを搭載したコンピュータを安全に電源OFFするには、シャットダウン処理が必要であり、装置全体の電源を主電源スイッチで一括ON/OFFする運用ではUPS (無停電電源装置) の使用やコンピュータを別の電源系統にするといった対策が望まれます。新製品は、電源障害からのデータ保護とストレージへの書き込みを禁止する新機能「電断プロテクト™」を搭載しており、シャットダウン処理なしで安全に電源をOFFすることが可能となりました。 また、TPM2.0やセキュアブートといった最新のセキュリティ機能のほか、自己診断やUSBブートプロテクトといった当社独自機能を搭載しており、産業用途に求められる高度な安定性とセキュリティを実現しています。
厚み30.3mm×幅182mm×奥行155mmの省スペース設計。わずか50mmの隙間にA5サイズ程度に設置が可能です。
-20~70°C※1 の広温度範囲で安定稼動。5Gの耐振動性、100Gの耐衝撃性を備えていますので移動体への組み込みにも適しています。
電源障害からのデータ保護とストレージへの書き込みを禁止する「電断プロテクト™」機能を搭載。Windows IoT Enterpriseのロックダウン (ディスク書き込み抑制) 機能と併用することで、シャットダウン処理なしで安全に電源OFFすることが可能です。また、突然の電源断によるファイルシステムやデータの破損を防ぐことができます。
高性能クアッドコアCPUのIntel Atomプロセッサx5-E3940を採用。十分なパフォーマンスを確保しながら低消費電力を実現しています。
DisplayPort x1、USB3.2 Gen1 x4、USB2.0 x2、LAN x2に加えて、アナログRGBポート、RS-232C x2(1ポートはRS-422A/485切り替え可能) を装備。ストレージには交換が容易なCFastカードスロットを採用しており、ログや収集データの書き込み領域として利用が可能です。無線モデル (BX-T210R) では、無線LANおよびBluetooth対応機器との接続が可能です。
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