自律走行ロボット(AMR)用コントローラ

概要

ビジョン(カメラ)を活用した自己位置推定技術(Visual SLAM技術)により、高精度かつロバストに自己位置を認識し、工場・倉庫内搬送を自動化します。磁気テープレスで運用することでメンテナンス性の向上、設備立ち上げのリードタイム短縮を実現します。

構成イメージ

自律走行ロボット(AMR)用コントローラとして、NVIDIA Jetson Orin NX を搭載した組み込み用コンピュータ(DX-U2200シリーズ)を活用しています。GPU、AIアクセラレータを用いることで空間を高精度かつ高速に3次元認識し、自己位置推定及び自律走行を実現します。

特徴

  • 高性能SLAMソフトウェア

    株式会社ディジタルメディアプロフェッショナルが独自に開発した自律走行向けソフトウェア(ZIA MOVE)を用いることで、最新鋭のAMRを開発を実現できます。入力情報にビジョン(カメラ)を用いることで空間を3次元的に認識することで2D-LiDARと比べて高い自己位置推定を実現できます。更に自己位置ロストの原因となる“人”をAIを用いて検出、特徴量から除外することで自己位置推定のロバスト性の向上させることが可能です。

  • 高信頼性コンピュータ

    AMRは自動車産業、一般製造業等で行う工程間搬送や物流業界で行う自動搬送で用いられます。長期間ノンストップで動作する必要があり、そのコンピューティングユニットとしてファンレスコンピュータであるDX-U2200シリーズを採用しています。同コンピュータにはNVIDIA製高性能GPU、AIアクセラレータが搭載されており、株式会社ディジタルメディアプロフェッショナルが開発したZIA MOVEを動作させるのに最適です。また高性能ながら小型かつDC電源で動作するように設計されており、バッテリ駆動、省スペース化が望まれるAMRへの組み込みに最適です。

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