稼働中設備の故障予兆を常時監視。三相モータ絶縁劣化監視モジュール 新発売
ポンプ、コンプレッサ、空調ファン、金属加工機や搬送機器の保全業務を革新
アフリカ、アジア、ヨーロッパ、日本、中東、北米、オセアニア、中南米
ニュースリリースの記載内容は、発表日現在のものです。ご覧いただいた時点において、販売状況/価格/仕様などが予告なく変更されている場合があります。あらかじめご了承ください。
株式会社コンテック (東京証券取引所第二部 証券コード6639、以下コンテック) は、動作中の三相モータの絶縁劣化状態が常時監視できる機能モジュール (型式: CPS-MM-LC) を開発、産業IoTの総合ブランド「CONPROSYS® (コンプロシス)」から故障予兆検知ソリューションの新製品として、10月2日から販売を開始しました。
CPS-MM-LC
コントローラとの組み合わせ例
新製品 (型式: CPS-MM-LC) は、データ収集・Webモニタリング機能を内蔵したCPUモジュール (M2Mコントローラ 型式: CPS-MCS341-DS1-131 など) と組み合わせで使用します。ポンプ、コンプレッサ、空調ファン、金属加工機や搬送機器などの既存設備の三相モータ(誘導電動機)の電路に付属の専用ZCT(零相変流器)を取り付ければ、設備保全用の常時監視装置として、すぐにご活用いただけます。
モータの点検は、設備の停止を伴うため計画に基づいて定期的に行うのが一般的で、突然のモータ故障を事前に予測することは困難です。また、インバータを利用している設備では、点検の際にモータの配線を切り離す必要がありました。
新製品は、動作中の三相モータの絶縁抵抗が測定できるため、設備を停止させて点検にまわる必要がなくなります。保全の業務を常時監視のデータを閲覧するスタイルに変革し、業務効率を大幅に効率化するだけでなく、設備故障を未然に防ぐことで稼働率の向上が図れます。また、機器の発熱や感電の危険が高いとされる絶縁抵抗成分(I0r)の値を直接監視できるため、安全管理の観点からも有用です。
なお、運転中のモータから絶縁抵抗成分(I0r)を高精度で測定する特殊技術、および、測定困難であったインバータ出力側(モータ)を測定可能にした特殊技術は、タナシン電機株式会社の特許理論を含む独自技術「Modes-IO」を採用しております。
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