2020/09/08日本、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、中東、北米、オセアニア、中南米
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株式会社コンテック (東京証券取引所第二部 証券コード6639) は、第9世代(Coffee Lake Refresh-S)のインテル® Xeon® EプロセッサおよびCore™プロセッサに対応し、24時間連続稼働を想定したハイパフォーマンスのFAコンピュータを開発、「VPC-5000シリーズ(以下、新製品)」として、2020年10月1日より受注を開始いたします。
前面
背面
新製品は、24時間連続稼働を前提に高信頼・長寿命部品を採用した可用性・保守性を備えたFAコンピュータVPCシリーズの最上位モデルです。サーバ・ワークステーション向けインテルC246チップセットを採用し、インテルXeon E プロセッサ 2200シリーズまたは第9世代インテルCoreプロセッサが搭載可能です。また、製品構成はBTO(注文後組み立て)方式を採用しており、最大64GBのECCメモリ、最大4基のホットスワップ対応ハードウェアRAID構成、ハイエンドGPUボード対応の大容量1000W ATX電源ユニットなどを選択可能です。
当社は、BTO(注文後組み立て)方式による用途に応じた柔軟な構成が可能なFAコンピュータとしてVPCシリーズを展開してまいりました(VPC-700、1600、3000の各シリーズ)。近年、異物や傷などの検出を行う外観検査装置では大量、かつ高解像度の画像データ処理を行うため、より安定した高速処理が求められております。また、マシンビジョン、AI/ディープラーニング(深層学習)/マシンラーニング(機械学習)の市場拡大に伴い、柔軟な構成が可能でありながらHPC(High Performance Computing)用途のFAコンピュータが要求されています。
VPCシリーズ最上位モデルとなる新製品は、従来モデルとの比較で約2.5倍の処理スピード*1を実現しており、FAコンピュータによる高度なエッジコンピューティング環境を提供いたします。
インテルXeon E プロセッサ 2200シリーズ、第9世代 インテルCoreプロセッサに対応、最大64GBの大容量ECCメモリの搭載が可能です。交通 / 社会インフラ / 医療機器 / セキュリティ / アミューズメントなど高度な多重処理を必要とする分野に適用します。
ハイエンドGPUボードに対応した1000W 80 Plus SILVER認証の電源ユニットが選択可能。画像処理やマシンビジョン、AI / ディープラーニング(深層学習)にも使用できるハイパフォーマンス・コンピューティング (HPC) 環境を提供します。GPUボードを当社で実装するキッティングサービスも提供可能です*2。
組み込み用PCの代名詞「ボックスコンピュータ®」のノウハウを随所に活かした⾼信頼・⻑寿命設計。ホットスワップ対応ハードウェアRAID 1/5*2/10*2より選択することで、システムを連続稼働させたままフロントハッチよりストレージ交換が可能です。高い可用性を求めるシステムにも安心して使用できます。
長期製品供給、修理保守サービスに加え、最長7年にわたり故障部品交換などのアフターサービスを提供する長期オンサイト保守サービスを提供(有償)。コンピュータがモデルチェンジするたびに発生していた検証・改修工数などのライフサイクルコストを大幅に削減できます。
不要な再起動や業務アプリケーションにとって不用な機能アップデートを抑止する LTSC (Long Term Servicing Channel) 版 Windowsを採用。セキュアな専用端末の開発に便利なロックダウン機能を搭載し 日本語 / 英語 / 中国語 / 韓国語の4言語に対応した Windows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC、サーバクラスの多重処理やネットワーク性能を要するエッジサーバに適した Windows Server IoT 2019を選択できます。
本製品は、注文時にメモリ/ストレージ他を選択いただけるBTO(注文後組み立て)方式でのご提供となります*4。
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