2021/04/06日本、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、中東、北米、オセアニア、中南米
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株式会社コンテック (東京証券取引所第二部 証券コード6639) は、Raspberry Pi® (ラズベリーパイ) をFA (ファクトリオートメーション) および計測制御の分野で活用するためのHATサイズボード (7種) を開発、「CPIシリーズ」として2021年4月26日より順次発売いたします。
手軽にコンピュータサイエンスを学べるコンピュータを目指して開発されたRaspberry Piは、2012年の発売から大きな注目を集め、累計3,700万台以上※1の出荷数を誇る一大コンピュータプラットフォームに成長しています。またRaspberry Piは、産業/学術分野にもその活躍の場を広げており、2018年6月時点で月産台数の60%※2が産業用途で使われているとRaspberry Pi 財団が公表しています。
Raspberry Piは、ボード上の40ピンのGPIOピンヘッダでスタック接続するHAT (Hardware Attached on Top) と呼ばれる拡張ボードで機能追加することが可能で、これまで教育や実験などのプロジェクトごとに専用のHATが設計されてきました。しかしながらHATの仕様ではスタックできるボードは1枚のみであるため、システムごとにI/O点数が異なり多種多様な信号を扱う必要のある計測制御の分野には適用が困難という課題がありました。
このたびコンテックは、HATの仕様を拡張した多段接続対応のHATサイズボードを新たに開発、汎用製品化することで、こうした課題を解決いたします。また、Raspberry Piに産業用コンピュータの可用性・保守性を付加する汎用RAS機能拡張ボードを同時開発、Raspberry Piの新たな応用シーンを提案してまいります。
コンテックは「パソコンの手軽さをFAに」をキャッチフレーズにパーソナルコンピュータの黎明期からPCベース計測制御システムのパイオニアとして業界をリードしてまいりました。今回発表のRaspberry Pi HATサイズボード「CPIシリーズ」においても、このマインドを原点として取り組んでまいります。2021年夏には、アナログ入力、アナログ出力、温度センサ入力、カウンタを発売、今後さらにラインアップを拡充してまいります。
工具・圧着端子不要のプッシュ式、結線したまま着脱できる便利で使いやすいブロック端子台を採用。
HAT仕様にアドレスID設定を拡張、最大8枚のスタック接続できます。
Linuxドライバ (API-TOOL for Linux)を無料ダウンロード提供。PythonやGCCのサンプルプログラムを提供していますのですぐにプログラミングを開始できます。
当社製 PCI Express / PCI / USB / Ethernetタイプの計測制御用デバイスとAPI互換。複数のプラットフォームで開発資産を流用できます。
8~28VDC電源機能を搭載。Raspberry Piを8~28VDCの電源環境で使用できます。Raspberry Piに産業用コンピュータとしての可用性・保守性を付加します。
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