AI手洗い判定システムIVA-HW100 新発売。
厚生労働省が推奨する食品衛生の手洗い6ステップをAI (人工知能) で監査
日本
プレスリリースの記載内容は、発表日現在のものです。ご覧いただいた時点において、販売状況 / 価格 / 仕様などが予告なく変更されている場合があります。あらかじめご了承ください。
株式会社コンテック (本社:大阪市西淀川区、代表取締役社長:西山 和良) は、厚生労働省が推奨する食品衛生手洗い6ステップをAI (人工知能) 技術で自動判定するシステム機器を開発、AI手洗い判定システム 「IVA-HW100 (以下、新製品) 」 として2025年1月21日より販売を開始しました。
ハイライト
- 新製品は、厚生労働省が推奨する食品衛生の手洗い6ステップの正しさをAI技術で自動判定するシステム機器です。
- 食品衛生法が改正されHACCP (ハサップ) (注1) に沿う衛生管理の導入・運用が義務化されました。
- 食品衛生において手洗い6ステップ(図1) が有効とされ導入が進んでいますが、平準化や実施記録が課題です。
- 新製品は、手洗い6ステップ(図1) の正しさを95%以上の精度(注2) で判定、平準化します。
- 新製品は、導入しやすいアプライアンス機器で、ユーザー認証、実施記録の保存、外部システム連携が可能です。
- 新製品は、トレーニングモードで手洗い6ステップを練習することができます。
- 新製品は、日本語、英語のメッセージ表示が可能です。別言語のメッセージ表示も追加できます。外国人従業員の衛生管理教育にも活用できます。
開発背景、課題
相次ぐ食品の品質トラブルを背景に、2018年6月に食品衛生法の改正法案が可決、2021年6月には国際的衛生管理法HACCP (ハサップ)(注1) に沿った衛生管理の導入・運用が義務化されました。改正法は、原則すべての食品等事業者が対象で、原材料の入荷から加工・出荷までの各工程において、汚染・異物の混入などの危害を予測した作業、重要工程を連続的・継続的に監視記録するといった、衛生管理手法の導入・運用を求めるものです。人手作業工程の開始前手洗いにおいて、厚生労働省が推奨する手洗い6ステップ(図1) が有効とされ導入が始まっていますが、この手洗い6ステップの洗浄ポーズ、使用洗剤、所要時間の平準化や記録が必要であり、有識者監査員の不足や記録漏れが課題でした。
図1. 厚生労働省が推奨する手洗い6ステップ
効果、ソリューション
新製品は、AI (人工知能) 技術による画像認識により、手洗い6ステップの動作の正しさを自動判定するシステム機器です。食品メーカとの実証実験により推論モデルの学習を積み重ねることで、各ステップの手洗いの正しさを95%以上の精度(注2) で判定します。通常の画像処理では難しいとされる消毒液やハンドソープの使用や流水状態も正確に認識する技術を確立しました。新製品を導入することで、手洗いの実施/記録漏れ防止や監視員の工数削減など、飲食店、食品工場、医療現場の課題を解決するとともに食の安全確保に貢献します。
新製品は、生活防水の耐水性を備えた表示器付きコンピュータ機器にAI学習済の専用ソフトウェアを搭載したアプライアンス機器です。NVIDIA社のAIモジュール Jetsonの採用により高度なAI処理を実現、専用カメラや電源ケーブル、自立スタンドなどを標準添付していますので、購入してすぐに運用を始めることができます。ICカードやQRコードによるユーザー認証機能、手洗い記録データ保存を搭載、HACCPに沿った手洗い工程の監視記録が可能です。FTPネットワーク通信機能を搭載していますので、外部システムとの連携も可能です。
新製品は、トレーニングモードを搭載しており、AIを相手に手洗い6ステップを効率よく練習することができます。日本語、英語、中国語のメッセージ表示が可能、別言語のメッセージ表示も追加できます。外国人従業員の衛生管理教育にも活用することができます。
製品情報ページ
関連リンク
- 報道関係者様お問い合わせ先営業本部 販売促進グループ
TEL
FAX
03-5418-5968
お問い合わせフォーム
新着ニュース
-
2025/02/04
-
2025/01/28
-
2025/01/21
一覧