製造業を牽引する自動車業界。自動車の製造ラインには、さまざまな工程があり、それぞれで日々改善テーマが挙げられています。各工程の自動化はもちろん、ICT技術を活用して情報の可視化し、作業効率の向上、品質の向上、トレーサビリティー、物流改善が求められています。
ドイツ発の「Industry 4.0」、世界的な「IoT(モノのインターネット)」の潮流を受け、自動車産業においても生産設備へのオープン技術の採用が積極的に進められています。
自動車産業は、長年にわたり数多くの自動塗装システムや製造情報のトレーサビリティーシステムを納入してきた、もっとも実績のある分野です。
さまざまな生産設備から各種情報リアルタイムに取り込む情報通信システム、作業者組付ミスを未然に防ぐシステム、生産管理システムなど、大手自動車メーカー様に多数のシステムを納入している実績ノウハウをもとに、ご要望に合わせた最適システムをご提案しています。
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ワイヤーハーネスの導通検査やコネクタなどの受入検査・出荷検査のタクトタイムを短縮することができるシステム。
生産用ロボットのモーターが故障してラインを長時間停止することを防止。モーターの電流波形を計測し、正常時との比較で兆候管理してアラームを出すことで、事前にメンテナンスをするなどライン停止を回避。
工場・生産工程で生産状況を知らせるアンドンシステムを構築。アンドンシステムは、生産情報を管理しているPLCより情報を取得し、情報の見える化を実現。
自動車製造ライン検査工程において、次工程への品質不良流出を防ぐためのシステム。品質確認内容や確認位置を画面表示して、確認結果をタッチパネルや無線スイッチで画面を切り替えて作業を進めていくシステム。
自動車の塗装ショップにおいて分光測色計が測定した情報を収集、計測情報が閾値内である事のチェック及び車両単位でのトレサビリティ情報として管理するシステム。目視での判断が難しい色管理を見える化し、品質向上に貢献。
350カ所以上ある全国のディーラーから年間300万件の補修パーツ・アクセサリーを輸入販売されているのが、フォルクス ワーゲン グループ ジャパン株式会社様(以降フォルクス ワーゲン グループ ジャパン社)です。同社は、注文を受けたパーツを円滑に配送先別に仕分ける現場にデジタルアソートシステムを採用され、作業効率の向上およびコストダウンの実現に役立っています。同社では、デジタルアソートシステムを「ソーティングラックシステム」と呼んでいます。
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