名古屋鉄道を中心に近隣の鉄道各社における設備施工・通信システムの開発を行っている名鉄EIエンジニアは、AI画像解析の実績を持つトヨタシステムズ、鉄道機器メーカーの東邦電機工業とプロジェクトチームを組織し、AIによる画像解析を取り入れた踏切監視システムを稼働させました。システム要件を満たすエッジAIコンピュータとしてDX-U2200が採用されています。
総延長243.8kmにおよぶ阪神高速道路の施設の新設、改築、維持、修繕、災害復旧などを主要業務としている阪神高速技術(株)様。同社は高速道路の維持・管理で培ってきた動画配信技術を応用して、救急医療用リアルタイム動画配信システム「Dr.now」を開発、救急車両の画像処理・通信用コンピュータに「ボックスコンピュータ®」が採用されています。
航空会社の安全の要の一つである整備の基幹システム。そのシステム刷新を前に、日本エアコミューター株式会社(JAC)は、JALグループの厳しい経営環境により限られた予算で現行システムの延命を迫られた。OSのサポート終了に伴うセキュリティ問題やJALグループの規約に則った制限など、数々の厳しい課題をクリアしたのはコンテックのボックスコンピュータ®だった。
テレビ、新聞、雑誌などに次ぐ新たな広告メディアや情報配信の手段として注目が高まっている「デジタルサイネージ」。(株)ジェイアール東日本企画様は、2008年7月に東京駅八重洲南口コンコースへ「デジタルサイネージ」を試験的に設置。以降、首都圏を中心に設置を進め、2009年度末時点で12駅18カ所、計170面を映像メディア「J・ADビジョン」として展開されています。
鉄道博物館の209系(京浜東北線)、および211系(高崎線)電車シミュレータのリニューアルで株式会社音楽館殿がF&eITシステムを採用。正確性が求められるシミュレータで十分な応答性を確保しながら、装置側と計算機側をLANケーブル一本で接続する省配線システムです。
音楽館では、音楽、ゲームソフト、シミュレーションソフトの制作からハードウェアの設計・ 製造までの事業を展開。ハイビジョン実写映像とリアルな音響技術を得意とする唯一 の会社として、鉄道各社の教習施設で活用される訓練用シミュレータを数多く納入、円滑にして快適な安全運行を陰ながら支えている。
太平工業株式会社様は、総合エンジニアリングのリーディングカンパニーです。移動体管理システムの事例として今回のシステムを回収業者様へ納入されました。自治体・一般事業主から受付けたゴミの回収依頼を地図上へ登録することにより、顧客管理から回収実績管理までを一元で行うものです。ごみ回収車のドライバーへ当日のスケジュールと回収場所の回収ルートを車載した産業用パソコン IPC-BX 800 で分かりやすく地図表示することができます。回収を行っているドライバーへ予定外の追加スポット回収指示も携帯電話回線網を使用して回収位置情報を的確に指示することが可能となります。回収状況・実績情報は事務所(基地局)に送信され、ごみ回収依頼者への請求業務などが随時行われます。
「ただいまの○○の様子をお送りします」というナレーションとともに、テレビの天気予報画面の背景に映る景色映像。このいわゆるお天気カメラには、特定のビルの屋上などに設置している物と名所旧跡に設置している物があります。ビルの場合は固定されていますが、名所旧跡では景観を損なわないように伸縮ポールを使用しています。撮影するときだけポールを伸ばしてカメラを上昇させ、撮影が終わるとポールを縮めて、ひっそりと茶屋の陰に身を隠しておく、そうした配慮がなされています。 このようなお天気カメラや監視カメラのほか、放送局の中継車に搭載される油圧式伸縮ポールで高いシエアを持つのが、ユアサ工機(株)殿(本社:岡山市北区)です。