パソコンにデジタル信号をパラレル(並列)に入力・出力する機能を増設するためのインターフェイスボードです。デジタル入出力製品を使えば、各種制御回路のリレーや操作スイッチ、測定器などの状態を監視(読み出し)をしたり、ランプやLED、7セグメント表示器やリレーの制御出力のほか、PLC(シーケンサ)などのコントローラとのデジタル通信用のインターフェイスとしても使用できます。
ボード内部の論理回路と入出力回路をフォトカプラで絶縁
ボード内部の論理回路とi8255 PPIまたは同等の双方向入出力回路を絶縁せずに直結したタイプです。入出力点数(方向)をプログラムで8点単位に変更することができます。入出力回路がTTL(5VDC)またはLVTTL(3.3VDC)で、双方向の入出力が必要な機器との接続に使用します。
半導体素子であるトランジスタを使用して、DC負荷を駆動・開閉する出力回路です。接点出力と違い、実接点がないことから無接点出力とも呼ばれます。トランジスタの代表的なものに、N型半導体とP型半導体で構成されるNPN/PNPトランジスタがあります。
NPNトランジスタを使用したシンク出力形式での電流増幅
NPNトランジスタを使用したソース出力形式での電流増幅
出力トランジスタのコレクタが出力端子となり、開放(オープン)状態になっている出力回路
FETのドレイン端子が出力となり、開放(オープン)状態になっている出力回路
出力トランジスタのコレクタが出力端子となり、開放(オープン)状態の出力回路
フォトカプラで絶縁され出力トランジスタのコレクタが出力端子になっている出力回路
リレー接点を使用して、内部の論理回路と絶縁した出力回路
フォトカプラのカソード側が入力端子になっている入力回路
フォトカプラのアノード側が入力端子になっている入力回路
トランジスタのベースが入力端子になっており、5VDCでプルアップされている入力回路
フォトカプラのカソードが入力端子になっている入力回路