2012/04/17日本
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高速CFastカードのストレージ採用で組み込み用Windows Embedded Standard OSをプレインストール
株式会社コンテック(東京証券取引所第二部 証券コード:6639)は、CPUにIntel® Core™ i7 プロセッサ620UEを搭載、厚み44mmの薄型筐体でファンレス動作を実現した薄型組み込み用パソコンを開発、「ボックスコンピュータ® BX960シリーズ」として、2012年4月17日より販売を開始します。
ボックスコンピュータ® BX960 シリーズ(写真はBX-960D-DC7000)
新製品「ボックスコンピュータ® BX960シリーズ(以下、BX960シリーズ)」は、高速CPU、画像処理能力が高いグラフィックコントローラを採用した薄型の組み込み用パソコンです。ストレージにCFastを採用したスピンドルレス設計のため、埃の侵入する心配がなく、保守点検業務を大幅に削減することができます。高性能デュアルコアCPU(Intel® Core™ i7プロセッサ 620UE)を搭載、多彩な拡張インターフェイスを装備しながら、厚み44mmの薄型ファンレス筐体を実現しています。
BX960シリーズは、ターボブースト対応のCPU「Intel® Core™ i7 プロセッサ620UE」を採用したことで、4つのスレッド(CPU利用の単位)の同時処理が可能となり、複数プロセスの同時実行性が大幅に向上しました。また、GPUに「AMD ATI Radeon™ E2400」を採用していますので、2画面表示に対応した動画再生支援(UVD)や3Dグラフィックス処理機能を備えています。
BX960シリーズは、薄型筐体でありながら多彩な拡張インターフェイスを装備していることも特長で、1000BASE-T×2、USB2.0×4、シリアル(RS-232C)×1、CFastカードスロット×2、2.5インチSATAスロット×1、オーディオのインターフェイスを装備しています。
なお、BX960シリーズは、標準品をベースとしたデバイスの追加/変更/削除など、お客様からのさまざまなご要望に応じたカスタムモデルの提供も行います。
ATI Radeon™ E2400搭載により、フルHDの動画もスムーズに再生することが可能です。2画面のフルHD出力や128MBグラフィックメモリを搭載しています。DirectX 10/Shader Model 4.0をサポート。UVD(Universal Video Decoder:動画再生支援)により、H.264やVC-1形式の動画再生を支援します。
デュアルコアプロセッサIntel® Core™ i7 620UE 1.06GHz・DDR3 SDRAM 4GBの採用により、高い演算能力を有しています。また、2コア4スレッドの並列処理に対応しており、通信・制御・HMIなど複数アプリケーションの安定した同時並行処理を実現しています
CPUとBIOSがターボブースト機能に対応しています。片方のコアの負荷(電圧や温度)に余裕がある際に、もう片方のコアの周波数を一時的に上げることで、高速な処理を実現します。並列処理のできないシングルタスク・アプリケーションでも、高い効率で処理することができます。
薄さ44mmの省スペース設計。ディスプレイの裏側など、限られた空間に設置することができます。お客様のシステムを美しく、シンプルにデザインできます。別売の取付金具によりVESA規格100×100mm、200×200mmに取り付け可能です。
ストレージとしてCFastカードを採用。コンパクトなボディながら、SATAインターフェイスによる高速転送を実現しており高品質動画の読み込みや大容量データの保存など、負荷の高いデータ転送に性能を発揮します。OSシステム用とは別にもう1つCFastカードスロットを装備、リームバブルドライブとしてメンテナンス用やシステムログ/収集データ用として運用できます。
DVI-I、DVI-D、1000BASE-T×2、USB2.0×4、シリアル(RS-232C)などの拡張インターフェイスを搭載。様々なシーンにおいてご使用いただくことができます。
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