マザー工場で自社製品を活用したIoT化の実証実験を開始 多品種少量生産の実現、QCDのさらなる強化に向けてM2M/IoTソリューション CONPROSYS® を活用

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プレスリリースの記載内容は、発表日現在のものです。ご覧いただいた時点において、販売状況/価格/仕様などが予告なく変更されている場合があります。あらかじめご了承ください。

株式会社コンテック(東京証券取引所第二部 証券コード6639)は、このたび、自社のマザー工場(所在地:愛知県小牧市)における多品種少量生産の実現、QCD※1のさらなる強化の取り組みとして、自社のIoT※2製品である「CONPROSYS®」を活用した実証実験を2016年4月から開始したことを発表します。

実証実験は、コンテックが「Conpath(コンパス)プロジェクト」の呼称で進めている「多品種少量生産」「QCDの追及」に向けた生産イノベーションの一環とするものです。経営・生産の各階層による迅速な意思決定の支援と製造設備やオペレータ作業の効率化につなげる「生産情報の可視化」、省エネルギー化に向けた「稼働設備の電力デマンド監視」、さらなる品質向上に向けた「防湿保管庫の監視」の仕組みを導入し、工場内の生産情報にはWi-Fi対応のタブレット端末でどこからでもアクセスするできる環境を構築しています。今後は、可視化・分析の領域を部品情報や作業工程など工場全体に広げ、2018年度にはトレーサビリティー、EDI(電子商取引)を含めたサプライチェーン全体を統合する仕組みを完成させる計画です。

今回の実証実験は、自社製品の「CONPROSYS」の有用性を立証する取り組みでもあります。工場内の既存設備に自社のIoTデバイス(CONPROSYS M2M※3コントローラ、Azure Certified for IoT認証取得済)を取り付け現場データの収集を行い、マイクロソフト社のクラウドプラットフォーム Microsoft Azure における「Microsoft Azure IoT Suite」の各サービスと自社のクラウドサービス「CONPROSYS データクラウドサービス」を使用して、データの蓄積・可視化・分析を行っています。

この度の発表に関して、次の通りエンドースメントを頂戴しました。

日本マイクロソフト株式会社 マーケティング&オペレーションズ
クラウド&エンタープライズビジネス部 業務執行役員 本部長 佐藤 久様
日本マイクロソフトは、Azure IoT Suiteを採用頂いたマザー工場IoT化の実証実験の開始を心より歓迎いたします。コンテックが今回発表した取り組みは、ビジネスが国際化する中で製造業が直面している課題を解決するIoTの具体的なストーリーとして大きな価値を提供するものです。本取り組みによって、Azure Certified for IoTとして認証されたCONPROSYSとAzure IoT Suiteの連携システムがもたらす利便性、安全性、経済性は、業界の発展に貢献するものと確信しています。今回のIoT化の実証実験構築に協力したIoTビジネス共創ラボ※4と共に日本マイクロソフトは、コンテックとの協業関係を通じてお客様のビジネスの進化をサポートしてまいります。

なお、今回の取り組みは、第19回 組込みシステム開発技術展(ESEC)(会期:2016年5月11日(水)~13日(金)、会場:東京ビッグサイト)にて、実際に稼働情報をご覧いただけるデモを用意して紹介します。

  • ※1
    QCD:Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期)
  • ※2
    IoT:Internet of Things(モノのインターネット)
  • ※3
    Machine to Machine
  • ※4
    日本マイクロソフト株式会社が東京エレクトロン デバイス株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:徳重 敦之)と協力して、IoTビジネスを推進する業界8社と発足したIoTコミュニティ。日本市場におけるIoTの普及とビジネス機会拡大を目的とする。

CONPROSYSの活用イメージ

工場IoT化の全体像

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