2021/03/16日本
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株式会社コンテック (東京証券取引所第二部 証券コード6639) は、厚生労働省「資格確認端末において満たすべき要件」に準拠した専用Windows端末「LPC-200A オンライン資格確認端末専用モデル」を3月24日より発売いたします。
オンライン資格確認端末の推奨仕様とされているオペレーティングシステムのWindows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC および Microsoft Edge (Chromium版) ＜デフォルトブラウザ＞をインストール済で出荷いたします。また2021年4月には社会保険診療報酬支払基金から提供されるアプリケーションが予めインストールされた専用モデルもリリースする予定です。
オンライン請求用と院内・局内ネットワーク用との別系統のネットワーク構成を想定した2つの高速ギガビットLANポート、顔認証付きカードリーダや専用アプリケーションをストレスなく動作させる高速大容量のSSD (Solid State Drive) を装備しています。縦置き用スタンドやVESAマウントキットを付属していますので、モニタ下やモニタ裏などの受付業務スペースの限られたスペースに設置が可能です。
ホコリや異物を吸い込みにくいダクト構造のCPU空冷、堅牢なスチールシャーシなど、産業用コンピュータならではの耐環境・長寿命を実現しています。
標準で3年間のセンドバック無償修理保証サービスを付属しています。また保証延長サービス(別売)の別途購入で最長6年間のセンドバック無償修理サービス (有寿命部品含む) を提供しています。長期間安心してご使用いただけます。
Windows 10 IoT Enterprise LTSC (Long-Term Servicing Channel) は、強固なセキュリティや長期サポートを実現した特定用途向け組み込み用OSです。特定用途向けのOSとして不要な自動更新 (Windows Update) を行わずOSバージョンを固定することができます。Windows Update が長時間になってしまい業務が中断してしまう、ドライバの入れ直しなど環境の再構築・再検証が必要になる、といった運用トラブルを回避することができます。(※ バグフィックス、セキュリティアップデートの適用は可能です。)
2021年3月から導入が予定されている医療保険の資格情報をオンラインで確認するシステムです。本システムにより、医療機関・薬局は、マイナンバーカードのICチップ、もしくは健康保険証の記号番号などにより、その場で患者本人確認と保険診療の資格有無を確認できるようになります。マイナンバーカードと顔認証付きカードリーダにより、厳格な本人確認を行うことが可能となり、受付事務の効率化が期待されています。顔認証付きカードリーダを機能させるにはWindows端末が必要で、このWindows端末をオンライン資格確認端末と言います。厚生労働省はオンライン資格確認端末として推奨するWindows端末の仕様を「資格確認端末において満たすべき要件」として示しています。
厚生労働省保険局は、オンライン資格確認等システムを円滑に導入するため、医療情報化支援基金を創設し、医療機関・薬局の初期導入経費を補填する補助金制度を導入しています。令和3年3月までに顔認証付きカードリーダの申し込みを行った医療機関・薬局に対して、導入に要した費用について一定の補助上限まで定額補助が行われます。
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