概要・特長
本製品は、IEEE802.11n/a/b/gに準拠し、ワイド入力電源(5 - 30VDC)やPoEに対応した組込タイプ無線LANボードです。LAN対応機器のLANポートにLANケーブルで接続するだけで、OSやCPUに依存せずにその機器を最新規格で高度なセキュリティ、安定した通信、優れたメンテナンス性をもつ無線LAN対応機器にすることができます。オプションアンテナも充実。電波環境に応じて機器の外部にアンテナを引き出すことも可能。
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IEEE802.11n/a/b/gの4規格準拠
- 5GHz帯(IEEE802.11n/a)では19ch(W52/W53/W56)、2.4GHz帯のIEEE802.11n/gでは1~13ch、11bでは1~14chから選択でき、電波干渉を考慮した柔軟な無線ネットワーク設計が可能です。また、IEEE802.11n規格のデュアルチャネル(40MHz幅利用)にも対応しています。
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さまざまな電源環境に対応
- ACアダプタ(別売)、5~30VDCの直流電源やLANケーブルによる電源供給に対応しています。
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ステーション(子局)とアクセスポイント(親局)が切り替え可能
- モード切り替えにより、ステーション(子局)としてだけでなく、アクセスポイント(親局)として設定可能です。
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WPA2/WPAやWEPと併用可能な独自暗号化技術WSLを搭載
- 高度なセキュリティ規格WPA2/WPAやIEEE802.1X認証に加え、MACアドレスフィルタリング、ESSID隠しに対応しています。また、WPA2/WPAと併用できる独自暗号化技術WSLも搭載しています。
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VLAN、仮想AP機能など多彩な機能を搭載
- VLAN機能や1台のAPに仮想的な複数のAPとして動作させ、異なるセキュリティ設定が行える仮想AP機能を搭載しています。また、イベントログを大容量(従来品比7倍:15,000件程度)保存可能です。
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用途に応じて当社オプションアンテナを接続可能
- チップアンテナを2個搭載。用途に応じて、当社製オプションアンテナを選択することができます。