概要・特長
パソコンにアナログ信号の入出力機能を拡張する非絶縁型のPCI Express バス対応ボードです。アナログ入力部に大容量16M データのバッファメモリを搭載し、多彩なトリガ条件でバックグランドサンプリングが行えます。また、アナログ出力1 点、TTL デジタル入出力を各4 点搭載しています。アナログ入力部は、分解能12bit、変換速度 1μsec/ch です。専用アクセサリ製品で、チャネル増設、同時サンプリング、絶縁アンプなどの機能拡張も可能です。
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分解能(12bit)と変換速度(1μsec/ch)
- 12bit A/D コンバータ搭載、最大1μsec/ch の高速サンプリングが可能です。アナログ入力 16ch、アナログ出力 1ch、デジタル入出力(TTL レベル各4 点)、カウンタ(32bit, TTL レベル1ch)を搭載しています。また、アナログ入力では、シングルエンド入力16ch または差動入力8ch が設定可能、カウンタは、デジタル入出力として共有使用となります。
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FIFO または RING 形式で使用できる大容量のバッファメモリ(16Mデータ)を搭載
- FIFOまたはRING形式として使用できる大容量のバッファメモリ(16Mデータ)をアナログ入力に搭載しています。ソフトウェアやパソコンの動作状況に依存しない、バックグランドでのアナログ入力を行うことが可能です。
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豊富な機能拡張アクセサリを用意
- バッファアンプ、同時サンプリング、絶縁電流/熱電対入力、ローパスフィルタ、チャネル増設(+16ch)、ケーブルなど、さらに機能を拡張するアクセサリを多数用意しています。
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データロガーソフトウェア、Windows/Linux 対応ドライバライブラリを添付
- 添付のデータロガーソフトウェアC-LOGGERを使用することで、収録した信号データのグラフ表示やズーム観測、ファイル保存、表計算ソフトウェアExcelへのダイナミック転送がプログラムレスで行えます。また、Windows/Linuxの各アプリケーションが作成できるドライバライブラリAPI-PAC(W32)、ハードウェアの動作確認ができる診断プログラムも同梱しています。