概要・特長
本製品は、パソコンにRS-232C準拠のシリアル通信機能を拡張する絶縁型のPCI Expressバス対応ボードです。COM-4PC-PEは、RS-232C準拠のCOM ポートを4ch搭載しています。 各チャネル間およびパソコンとのバスラインを絶縁、通信ポートにサージ保護回路を内蔵することで耐ノイズ性を強化しています。各チャネル、送受信別に128byte のFIFOバッファを搭載、921,600bpsまでのボーレートに対応しています。Windows/Linuxに対応したドライバを用意しています。
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RS-232C シリアル通信、最高 921,600bps に対応
- 本製品のCOM ポートは、最高921,600bpsに対応しています。COM-4PC-PEは、RS-232C準拠のCOM ポートを4ch搭載しています。
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Windows/Linuxの標準COM ポートとして使用可能
- 当社デバイスドライバ COM-DRV と組み合わせることで、パソコン本体のCOMポートと同様に使用することができます。Win32 APIにおけるDCB構造体を用いた通信やLinux標準のシステムコールに対応しています。また、ハードウェアの動作確認や機器との通信テストが行える診断プログラムも提供しています。
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各チャネル間およびパソコン間を絶縁、すべての信号線をサージ保護
- 各チャネル間およびパソコン間は、電気的に絶縁しています。パソコンと外部回路間の電気的ノイズを防ぐことができ、さらにチャネル間の干渉を防げます。また、すべての信号線はサージ保護されていますので、サージによるパソコンの誤動作や破損の心配が不要です。
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最大 16 枚までのボードを増設可能
- 1 台のパソコンに同じ型式のボードを最大16 枚まで実装できます。
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各チャネルに送信128byte 受信128byte のバッファメモリを搭載
- 各チャネルに送信専用128byte、受信専用128byte のバッファメモリを搭載しています。 バッファメモリはFIFO形式で、高速な通信やデータ送受信時でのCPU 負荷軽減に役立ちます。
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RS-232C制御線をソフトウェアで制御・監視が可能
- RTS, CTS, DTR, DSRの制御線をソフトウェアで制御や監視が可能です。